米国株式市場はナスダック最高値、アップル時価総額が8000億ドル突破

ダウは36ドル安の2万0975ドル

ロイター
5月9日、米国株式市場は、主要指数が高安まちまちで引けた。S&P総合500種は2日連続で日中の最高値を付けた後に下落した一方、ナスダック総合は続伸して終値で最高値を更新した。ニューヨーク証券取引所で4日撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国株式市場は、主要指数が高安まちまちで引けた。S&P総合500種は2日連続で日中の最高値を付けた後に下落した一方、ナスダック総合は続伸して終値で最高値を更新。アップルが終値ベースで米企業として初めて時価総額が8000億ドルを超え、ナスダック総合を押し上げた。

予想より好調な米企業業績やフランス大統領選におけるマクロン氏勝利を受け、投資家の先行きに対する自信が強まった。米国株には割高感も出ているが、トランプ政権の減税実施期待が相場を支えている。ロバート・W・ベアードのチーフ投資ストラテジスト、ブルース・ビトルズ氏は「業績の改善が続き、税制改革の可能性が市場で大きな役割を果たしている。この先控除が受けられるかもしれないという場面で、だれが株を売りたいと考えるだろうか」と話した。

アップルは0.6%高。リバティービュー・キャピタル・マネジメントのリック・メクラー社長は、時価総額8000億ドル突破はアップルのこれまでの成果の証明だと指摘。ただ、こうした規模の大きさが成長持続の妨げになりかねないとの懸念を示した。

S&Pの主要11セクターのうち上昇は4つ。一般消費財<.SPLRCD>が上げを主導した。原油安を背景にエネルギー<.SPNY>が下落し、公益<.SPLRCU>や通信<.SPLRCL>も売られた。

個別銘柄では、この6四半期で初めて黒字を計上した製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルが24%高となった。

銃器製造のスターム・ルガーは、四半期決算で需要の落ち込みが最悪期を脱した可能性が示唆されたため、9.9%上昇し、他の銃器メーカー株も買われた。家具・装飾品ネット通販のウェイフェアは20.7%高で最高値を記録。売上高がアナリスト予想を上回ったことが好感された。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が1.31対1と下げ優勢、ナスダックは1.02対1と上げ優勢。米取引所の合計出来高は約67億株で、過去20営業日平均並みだった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 20975.78 -36.50 -0.17 21022.28 21046.85 20938.04 <.DJI>

前営業日終値 21012.28

ナスダック総合 6120.59 +17.93 +0.29 6111.82 6133.00 6107.59 <.IXIC>

前営業日終値 6102.66

S&P総合500種 2396.92 -2.46 -0.10 2401.58 2403.87 2392.44 <.SPX>

前営業日終値 2399.38

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