米S&Pとナスダック最高値、サイバーセキュリティー関連に買い

ダウは85ドル高の2万0981ドル

ロイター
5月15日、米国株式市場は上昇し、S&P総合500種とナスダック総合が最高値を更新して引けた。2016年1月撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国株式市場は上昇し、S&P総合500種とナスダック総合が最高値を更新して引けた。世界各地のサイバー攻撃を受けてサイバーセキュリティー関連株が買われた。サウジアラビアとロシアが減産延長の必要性で合意し原油高が進んだことも好感された。

サイバーセキュリティー銘柄は「ランサム(身代金)ウエア」による攻撃が広がっている中で対策需要が高まるとの期待から、ファイア・アイが7.5%高となったほか、シマンテックとパロアルトネットワークスはいずれも3%超上昇した。

また原油の値上がりや、全米住宅建設業者協会(NAHB)の5月住宅建設業者指数が上昇したことで米経済に対する明るい見方が強まり、金融株<.SPSY>がS&P総合500種を押し上げた。キーフ・ブルイエット・アンド・ウッズのトレーディング責任者R・J・グラント氏は「原油市場が堅調で相場の追い風になった」と指摘した。

住宅建設業者指数の改善についてプルデンシャル・ファイナンシャルの市場ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は、米経済がピークを付けたかどうかを巡り市場の見方が交錯しているだけに、相場を支える上で必要な材料だと述べた。

S&Pの11セクターのうち9つが上昇。ハイテク<.SPLRCT>や金融以外では、素材<.SPLRCM>も上げをけん引した。

個別銘柄では医薬品・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソンとネットワーク機器のシスコシステムズがS&P総合500種の上昇に最も貢献した。両社とも有力アナリストが投資判断を引き上げた。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が3.10対1、ナスダックが2.04対1でともに上げ優勢。米取引所の合計出来高は約63億株と過去20営業日平均の68億株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 20981.94 +85.33 +0.41 20923.63 21000.83 20923.63 <.DJI>

前営業日終値 20896.61

ナスダック総合 6149.67 +28.44 +0.46 6128.11 6153.04 6124.79 <.IXIC>

前営業日終値 6121.23

S&P総合500種 2402.32 +11.42 +0.48 2393.98 2404.05 2393.94 <.SPX>

前営業日終値 2390.90

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