米国株式市場は上昇、ハイテク・防衛関連銘柄が高い

ダウは89ドル高の2万0894ドル

ロイター
5月22日、米国株式市場は、続伸して取引を終えた。写真はNY証券取引所のトレーダー(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 22日 ロイター] - 米国株式市場は、続伸して取引を終えた。トランプ米大統領が外遊先のサウジアラビアで大規模な武器売却などについて合意したことを受け、防衛関連株が買われたほか、IT株も堅調だった。

米防衛大手ゼネラル・ダイナミクスやレイセオン、米航空防衛機器ロッキード・マーチンは0.6─1.6%上昇。いずれも一時、過去最高値をつけた。

S&P工業株指数<.SPLRCI>は0.7%高。S&P総合500種は先週、トランプ政権の先行きに対する懸念から値下がりする場面も目立ったが、3営業日続伸した。

トランプ氏は今回のサウジアラビア訪問で、同国と1100億ドル規模の武器を売却することで合意した。今回の合意分を含め、金額は今後10年で3500億ドルに膨らむ可能性がある。サウジは米国製武器の購入によりイランへの対抗力を強める。

米国内では、昨年の米大統領選へのロシアの介入疑惑を巡り、トランプ大統領が連邦捜査局(FBI)長官だったコミー氏を解任したことに対する批判が強まっている。

BB&Tウエルス・マネジメントのシニアバイスプレジデント、バッキー・ヘルウィグ氏は「(トランプ政権が抱える火種を)不安視する投資家は、成果を上げたトランプ氏の外遊を受け、そうした懸念を後回しにしている」と指摘した。

S&Pの主要セクターは、エネルギーセクターを除き上昇したが、中でもIT株が好調で、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、アップルなどが値上がりした。

個別銘柄では、米自動車大手フォード・モーターが2.1%高。株主が同社の軟調な株価や見通しに不満を強める中、マーク・フィールズ最高経営責任者(CEO)が退任し、後任に同社の自動運転車開発子会社会長のジェームズ・ハケット氏を充てる人事を発表したのが好材料だった。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では2.17対1、ナスダックでは1.95対1でいずれも上昇銘柄が下落銘柄を上回った。

米取引所の合算出来高は約59億株で、直近20営業日の平均である69億株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 20894.83 +89.99 +0.43 20867.77 20914.26 20860.16 <.DJI>

前営業日終値 20804.84

ナスダック総合 6133.62 +49.92 +0.82 6098.25 6135.92 6097.24 <.IXIC>

前営業日終値 6083.70

S&P総合500種 2394.02 +12.29 +0.52 2387.21 2395.46 2386.92 <.SPX>

前営業日終値 2381.73

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