米国株式市場は反発、主要3指数が最高値更新 経済指標好調で

ダウは135ドル高の2万1144ドル

ロイター

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米国株式市場は反発し、主要3指数が終値でそろって過去最高値を更新した。米経済の勢い加速を示す指標の発表が重なったことを好感した。

オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)などが発表した5月の民間雇用報告は25万3000人増と、市場予想を大幅に上回った。このため2日に米労働省が発表する5月雇用統計も堅調となる可能性があると受け止められた。

米供給管理協会(ISM)の5月製造業景気指数が上向いたことも、相場の支援材料になった。

雇用統計の非農業部門雇用者数は前月比18万5000人増の予想。実際にこうした数字が出れば、米連邦準備理事会(FRB)が今月利上げするとの観測が一段と強まりそうだ。USバンク傘下のプライベート・クライアント・リザーブの投資マネジングディレクター、ポール・スプリングマイヤー氏は、FRBにとって視界は良好で、今月の利上げを実施する上で雇用水準は十分に高いとの見方を示した。

トムソン・ロイターのデータによると、市場は、FRBが13─14日の連邦公開市場委員会(FOMC)で25ベーシスポイント(bp)利上げする確率を88.9%と見込んでいる。

S&Pの主要11セクターはすべて上昇し、素材<.SPLRCM>やヘルスケア<.SPXHC>などの強さが目立った。

農業機械のディアは1.8%上昇。建設・鉱業機械を手掛ける非公開企業の独ヴィルトゲン・グループの買収を発表した。

業績見通しが市場予想を超えたネットワークセキュリティー対策ソフトウエアのパロアルトネットワークスは、17.2%急伸した。

ヒューレット・パッカード・エンタープライズは、四半期売上高が急減したことが響き、6.9%下げた。

騰落銘柄比率はニューヨーク証券取引所が4.73対1、ナスダックが3.03対1でいずれも上げが優勢。米取引所の合計出来高は約68億9000万株と、過去20営業日平均の67億2000万株を上回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 21144.18 +135.53 +0.65 21030.55 21144.18 20994.22 <.DJI>

前営業日終値 21008.65

ナスダック総合 6246.83 +48.31 +0.78 6215.92 6247.07 6200.45 <.IXIC>

前営業日終値 6198.52

S&P総合500種 2430.06 +18.26 +0.76 2415.65 2430.06 2413.54 <.SPX>

前営業日終値 2411.80

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