米国株式市場は小幅安、アップルに売り

ダウは22ドル安の2万1184ドル

ロイター
6月5日、米国株式市場で、主要株価3指数はいずれも反落、小幅安で取引を終えた。写真はNY証券取引所のトレーダー、2日撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[5日 ロイター] - 米国株式市場で、主要株価3指数はいずれも反落、小幅安で取引を終えた。米アップルが売られて相場の重しとなった。エネルギー株と金融株は堅調だった。

アップルは1%安。同社は5日に始まった世界開発者会議で音声アシスタント「Siri(シリ)」を搭載したスピーカー「ホームポッド」を発表したが、市場の反応は冷ややかだった。

サウジアラビアなどが、テロリズムを支援しているとしてカタールとの国交断絶を発表したことで、原油減産での足並みが乱れることへの懸念から原油先物は下落。それでも、S&Pエネルギー株指数<.SPNY>は約0.2%上昇した。ここ2週間で4.3%下落しており割安感があったようだ。

米供給管理協会(ISM)がこの日公表した5月の非製造業総合指数(NMI)は56.9と前月の57.5から低下し、市場予想を下回った。4月の製造業受注(季節調整済み)は5カ月ぶりに減少、第1・四半期の非農業部門の労働生産性改定値も前期比横ばいで、経済成長の大幅な加速は見込みづらい。

これらの経済指標は振るわなかったが、市場では連邦準備理事会(FRB)の6月利上げを見込んでいる。

ウェルズ・ファーゴ・ファンズ・マネジメントの首席ポートフォリオ・ストラテジスト、ブライアン・ヤコブセン氏は、米10年債の利回りが7カ月ぶりの低水準にある中、トレーダーは利回りの上昇に期待しており、金融株など金利上昇が追い風になるセクターに注目していると説明した。

個別銘柄では、米グーグルを傘下に持つアルファベットのクラスA株が0.8%高。1000ドルの大台を突破した。

米製薬大手ブリストル・マイヤーズ・スクイブは4.7%安。米国臨床腫瘍学会での発表が期待はずれだったことが嫌気された。

栄養補助食品販売の米ハーバライフは6.7%安。今四半期の売上高見通しを引き下げたことが悪材料だった。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では下落銘柄が上昇銘柄を上回り、比率は1.64対1。ナスダックも同様に下落銘柄が優勢で比率は、1.83対1だった。

米取引所の合算出来高は約55億2000万株と低調で、直近20営業日の平均である66億株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 21184.04 -22.25 -0.10 21195.03 21224.41 21168.69 <.DJI>

前営業日終値 21206.29

ナスダック総合 6295.68 -10.11 -0.16 6305.47 6310.62 6292.15 <.IXIC>

前営業日終値 6305.80

S&P総合500種 2436.10 -2.97 -0.12 2437.83 2439.55 2434.32 <.SPX>

前営業日終値 2439.07

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