企業の節税ニーズの高まりで注目のリース会社は?

上場企業は2期連続最高益

藤本 誠之
好業績の企業の間で、リースを活用した利益の繰り延べニーズが高まっている(写真:makaron/PIXTA)

 まいど、相場の福の神こと藤本です。株式相場で勝つには、「半歩先読み」が重要です。

 企業業績が好調です。金融などを除く上場企業の17年3月期決算は売上高が16年3月期比2.7%減、経常利益が7.2%増、純利益が18.3%増になっています。18年3月期は売上高が4.1%増、経常利益が3.8%増、純利益が9.2%増になる見通しです。17年3月期に続いて過去最高益を更新する勢いとなっています。

 このように企業業績が好調であれば、「利益の繰り延べ」、つまり大きく儲かった時の利益を圧縮して、利益を将来に繰り延べる節税ニーズが高まります。

 この時よく使われるのが、「オペレーティングリース」です。リース取引の一形態で、中古市場が存在し、将来の中古市場で公正市場価格が見込まれる汎用物件に対して、貸手(リース会社など)が将来の中古価値(残価)を負担することにより、借手(ユーザー)にリース期間中、該当物件を使用させる仕組み(スキーム)をいいます。このスキームを利用すると、企業は投資額に比べてより大きな資産を所有することができ、減価償却による利益圧縮効果があるので、利益の繰り延べ効果があるのです。

 今回は、企業業績が好調な中、高まりそうな利益の繰り延べニーズに対応するサービスを提供している企業を2銘柄ご紹介いたしましょう。

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