米国株は下落、ハイテク株の売り継続

ダウは14ドル安2万1359ドル

ロイター
6月15日、米国株式市場は、主要株価指数が下落して取引を終えた。3月撮影(2017年 ロイター/Lucas Jackson)

[15日 ロイター] - 米国株式市場は、主要株価指数が下落して取引を終えた。ハイテク株が引き続き売られ相場の重しとなったほか、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを決める中、米経済成長に対する慎重な見方が強まった。

S&P情報技術株指数<.SPLRCT>は0.5%下落。一時、大きく売られたが、下落幅を縮めた。

米アップルが0.6%、グーグル親会社のアルファベットは0.8%それぞれ下落した。アナリストによる弱気なレポートなどが売り材料とされた。

S&P一般消費財指数は0.5%安。米アマゾン・ドット・コムが1.3%安となった。米スポーツ用品大手ナイキは、世界の従業員の約2%を削減し、靴のモデルを25%削減することなどを公表したことが嫌気され3.2%下落した。

グリーンウッド・キャピタル・アソシエーツのウォルター・トッド最高投資責任者(CIO)は「相場を引っ張ってきた成長銘柄がいくらか勢いを失っているようだ。経済指標の内容も、投資家が他の分野へと勇んで買いに入るには不十分だ」と分析した。

一方で、S&Pの公益事業株指数<.SPLRCU>は0.6%、不動産株指数<.SPLRCREC>は0.5%、それぞれ上昇した。

TIAAインベストメンツのチーフ投資ストラテジスト、ブライアン・ニック氏は「不動産と公益事業が他のセクターよりも好調な時は、株式市場の関心が金利に集まっている証拠だ」と指摘した。

米長期金利は14日、物価や小売りの経済指標の軟調さを受けて、FRBの利上げへの影響に対する懸念から昨年11月以来の低い水準をつけた。

個別銘柄では、米スーパーマーケット大手クローガーが18.9%安。通年の利益見通しを下方修正したのが悪材料だった。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では下げ銘柄が上げ銘柄を上回り、比率は1.63対1、ナスダックも同様に下げ銘柄が優勢で比率は1.78対1だった。

米取引所の合算出来高は約65億株で直近20営業日の平均である約68億株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 21359.90 -14.66 -0.07 21291.69 21367.28 21261.87 <.DJI>

前営業日終値 21374.56

ナスダック総合 6165.50 -29.39 -0.47 6127.05 6170.15 6107.85 <.IXIC>

前営業日終値 6194.89

S&P総合500種 2432.46 -5.46 -0.22 2424.14 2433.95 2418.53 <.SPX>

前営業日終値 2437.92

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