チャートで分析、円高は108円台で止まらない?

短期保有前提の銘柄はすべて売却

横山 利香

 北朝鮮は8月29日に北海道上空を通過する弾道ミサイルを発射したのに続き、9月3日に核実験を行いました。日経平均株価は9月1日には1万9735円と25日移動平均線あたりまでリバウンドしていましたが、北朝鮮が核実験を行ったことを嫌気して、株価は下落トレンドに転換。9月6日には一時1万9254円まで下落しました。

 気になるのはドル/円相場の動きです。再び円買いドル売りが進行して、1ドル=108円台まで円が買われています。今年は何度も108円台で踏みとどまっているわけですが、この水準を堅いとみてもいいのか疑問に思っています。というのも、三角保ち合いを下放れたような形状になってきているからです。まだはっきりとはしていませんので、今後どう動くのか非常に気になるところです。

 日経平均株価も今後さらに下落すれば、個別銘柄も下落を余儀なくされ、株価チャートの形状も崩れてしまうかもしれません。北朝鮮が何をするのか全くわかりませんし、アメリカもそれにどう応酬するのかもわかりません。

 もともとリバウンドがとれればいいと考えて、8月中旬以降、個別銘柄を買っていたわけですから、不透明感が増してきた今は短期保有を前提に購入した個別銘柄は全部売却しようと判断。前回ご紹介したしたシステム情報(3677)なども4日の寄り付きで利益を確定してしまいました。

 東証マザーズ指数も9月5日の下げは厳しいものがありました。短期的な反発はあるかもしれませんが、明確に底打ちしたかどうかは現時点では判断ができません。少し様子を見ながら、引き続き短期での売買を繰り返したいと考えています。

横山利香
ファイナンシャルプランナー。出版社を経て独立。現在はテクニカルアナリストとしても活躍。投資・マネー雑誌を中心に執筆・講演活動も行っている。投資ブログ「FP横山利香のトレード日記」も執筆中。

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