今から買える!? ドライブレコーダー関連株

事故や装着義務化で注目集める

太田 直人
オートバックスのドライブレコーダー売り場。2016年撮影

 「ドライブレコーダー」に注目が集まっている。東名高速道路でクラクションに因縁をつけられ、追い越し車線で停車させられたところにトラックが追突して、夫婦が死亡した2017年6月の事件がきっかけとなった。ドライブレコーダーがあればこのような事件を防ぐことができたかもしれない。

 ドライブレコーダーは、映像・音声・速度やブレーキ操作などを記録する自動車用車載機器だ。交通事故が発生した際に、原因追及や事故再発防止に役立つ。また、ドライバー間のトラブルにも映像や音声が残るため、抑止効果があるとされる。

 ドライブレコーダーの普及を後押しするドライブレコーダー協議会と電子情報技術産業協会によると、2017年4~9月の出荷実績は前年同時期の65.2万台から30%の84.8万台となっており、全体に対する割合は高くないものの、徐々に装着する車が増えている。

 国土交通省は、2016年1月の軽井沢スキーバス事故の発生を踏まえ、貸し切りバス事業者に対し、新車については2017年12月1日、登録車については、2019年12月1日より、ドライブレコーダーの装着を義務づける通達を出している。個人の利用に加えて、業務利用での普及も期待できるため、ドライブレコーダー関連銘柄に売上増の思惑からそれを先回りした買いが集まっているようだ。

 そこで、四季報の業績記事や特色などを使って、主なドライブレコーダー関連銘柄をピックアップしてみた。カーメイト(7297)のように19日から5日連続ストップ高を付けるなど株価が動意づいているものもある。

 一覧表内の「株価位置」は2016年10月26日以降の株価で、高値を100、安値を1として、現在の株価がその幅の中のどのあたりにあるかを数値化したものだ。株価位置が「67」ならば現在値は高値と安値のレンジの3分の1押しの水準にあることになるし、「100」に近ければ高値圏にあることを示す。たとえば高値が250円、安値が200円、現在値が230円だった場合、以下のような計算式から株価位置は「60」となる。

{1ー(250ー230)÷(250ー200)}×100=60

 100に近い数値でも、株価が上昇トレンドにあるのであれば、その勢いに乗るという戦術もあるし、50近辺のまだ大きく買われていない銘柄を「出遅れ関連株」としてウォッチ対象に加えるのも一法だろう。

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