日経平均は続落、先物売りで2週ぶり安値

米経済堅調で市場には安心感も

12月5日、東京株式市場で日経平均は続落。写真は昨年4月、東京証券取引所で撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 5日 ロイター]東京株式市場で日経平均は続落。後場に1万5139円まで下げ、11月20日以来の安値をつけた。先物に断続的な売りが出て、裁定解消売りを巻き込んで下げ基調を強めた。

 ドル/円が円高方向に振れたことも、重しとなった。

 週末の11月米雇用統計を前にして、リスクオン・ポジションの巻き戻しが進んだ。国内証券の関係者は「米国株の4日続落がいちばん効いている。米国で金融緩和の縮小観測が浮上するとどうしても米国株が下がって日本株にも影響が出てくる。金曜日の米雇用統計を見るまではなかなか手が出せない」と話している。

 ただ、市場では「米経済は底堅さを増しており、大崩れはないだろう。急ピッチの上昇の反動であり、あくまでポジション調整の範囲内だ」(国内信託銀行)との声が根強い。

 きょうは東証マザーズ指数が堅調。「中小型、ネット系に売買の軸足がシフトしている」(別の国内証券)との指摘が出ていた。

 個別銘柄では、ダイハツ工業<7262.T>、スズキ<7269.T>が後場も軟調。5日付の日本経済新聞朝刊は、政府・与党が4日、軽自動車税を引き上げる方針を固めたと報じた。軽自動車大手の両社に増税を懸念した売りが出た。

 半面、アース製薬<4985.T>はプラス圏を維持。4日に2013年12月期の業績と配当の予想を上方修正したことが好感された。

 東証1部騰落数は、値上がり352銘柄に対し、値下がりが1303銘柄、変わらずが109銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      15177.49 -230.45

寄り付き    15354.53

安値/高値   15139.12─15430.2

東証出来高(万株) 246707

TOPIX<.TOPX>

終値       1229.65 -11.34

寄り付き     1238.69

安値/高値    1227.99─1245.17

東証売買代金(億円) 24384.67

(和田崇彦)

ReutersCopyright
copyright (C) 2017 Thomson Reuters 無断転載を禁じます

ページトップ