日経平均は反発、様子見強く約1カ月ぶりの薄商い

FOMCを控え2日連続の2兆円割れ

12月17日、東京株式市場で日経平均は反発した。写真は5月、東京証券取引所で撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発した。良好な経済指標を背景に前日の欧米株が上昇。為替も1ドル103円台と円安方向に振れたことで主力輸出株を中心に買いが先行した。

ただ前日に大きく下落した反動から買い戻しが主体とみられ、上値は限定的。円が強含むと上げ幅を縮小する場面もあった。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードが強く、東証1部の売買代金は1兆7990億円と11月20日以来、約1カ月ぶりの低水準となった。

世界景気の回復期待の高まりなどを買い手がかりに幅広い銘柄が買われたが、積極的に上値を買う動きは限られた。「為替動向を見ながら小口の先物売買が行われている程度。現物市場では様子見姿勢が強く反発力は弱い」(準大手証券)という。先物への買い戻しに伴う裁定買いを受けてソフトバンク<9984.T>やファーストリテ<9983.T>など値がさ株は買われたが、トヨタ自動車<7203.T>は前日高値を上抜けず伸び悩んだ。ソニー<6758.T>や日産自動車<7201.T>なども続落した。松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏は「指数は上昇しているものの、主力株の一角がさえない。FOMCの結果待ちだ」と述べた。

個別銘柄では、パーク24<4666.T>が反発。16日に発表した2014年10月期業績予想で、連結売上高が前期比8.1%増の1680億円、連結営業利益が同11.2%増の217億円と増収増益を予想していることが好感された。半面、リソー教育<4714.T>がストップ安比例配分となった。同社と連結子会社の名門会で過年度の売り上げに不適切な会計処理の疑義が生じたと16日に発表し、嫌気された。

東証1部の騰落数は、値上がり1277銘柄に対し、値下がりが393銘柄、変わらずが103銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      15278.63 +125.72

寄り付き    15290.22

安値/高値   15248.42─15322.13

TOPIX<.TOPX>

終値       1232.31 +9.36

寄り付き     1232.07

安値/高値    1228.2─1234.53

東証出来高(万株) 193159

東証売買代金(億円) 17990.39

(杉山容俊)
 

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