日経平均大幅反落、大発会の下げは08年以来6年ぶり

大発会は382円安の1万5908円

1月6日、東京株式市場で日経平均は大幅反落。写真は昨年12月、都内で撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅反落。終値で2013年12月24日以来の節目1万6000円割れとなった。大発会でマイナスとなるのは2008年以来6年ぶり。

昨年末の大納会までに日経平均が9連騰し、急ピッチな上昇に対する警戒感などから利益確定売りが先行。海外勢による先物への仕掛け売りなどが観測され、日経平均は一時426円安となった。個人投資家の押し目買いなどを背景に下げ渋ったが、市場では米金融緩和縮小の影響を警戒する声が聞かれ、戻りは限定された。

年末年始休暇中に米ダウ<.DJI>の上昇に歯止めがかかったほか、外為市場では円安進行が一服。原油価格が大幅安となったほか、タイSET指数<.SETI>やインドネシアのジャカルタ指数<.JKSE>などが下げ、「米量的緩和第3弾(QE3)の縮小に伴う資金フローの変化が警戒されている」(国内証券)という。市場では海外ヘッジファンドなどが年末にかけて積み上げたポジションを巻き戻しているとの見方が聞かれた。

一方、東証1部の騰落数では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回り、「体感的には大きく下げた印象は乏しい」(松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏)とみられている。昨年末の証券優遇税制の廃止に伴いキャッシュポジションを高めた個人投資家が値動きの良い中小型株を拾っていると指摘された。TOPIXの下落率は0.78%と日経平均の同2.35%より小幅にとどまり、NT倍率<.NYIDX>は12.31と終値では13年11月20日以来の低水準となった。

きょうから算出が開始されたJPX日経インデックス400<.JPXNK400>の終値は11669.06ポイントとなった。2013年8月30日を起算日(10000ポイント)として算出された前年末12月30日の終値は11767.24ポイントで、これと比較すれば98.18ポイント(0.83%)下落した。

個別銘柄では駒井ハルテック<5915.T>や日本橋梁<5912.T>など橋梁関連株が大幅高。3日付日本経済新聞で、国土交通省が2014年度から道路の橋やトンネルの定期点検を地方自治体に義務づけると報じられたことが材料視された。

半面、日本郵船<9101.T>など海運株が軟調。ばら積み船運賃の国際市況を示すバルチック海運指数<.BADI>が新年に入り、2─3日と続落していることを嫌気した。

東証1部騰落数は、値上がり906銘柄に対し、値下がりが761銘柄、変わらずが108銘柄だった。

(杉山容俊)

日経平均<.N225>
終値      15908.88 -382.43
寄り付き    16147.54
安値/高値   15864.44─16164.01

TOPIX<.TOPX>
終値       1292.15 -10.14
寄り付き     1297.79
安値/高値    1283.69─1301.02

東証出来高(万株) 292482
東証売買代金(億円) 26281.45

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