日経平均は反落、短期筋の利益確定売りで後場下げる

売買代金は16日連続で2兆円超え、活況保つ

1月16日、東京株式市場で日経平均は反落。一時132円高まで上昇したが、後場に入ると日経平均先物にまとまった利益確定売りが出て下げに転じた。都内で15日撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 16日 ロイター] -東京株式市場で日経平均は反落した。朝方は米国株高や円相場の下落など外部環境の改善を受けて主力株に買いが先行。11月機械受注が市場予想を大幅に上回ったことも支援材料となり、一時132円高まで上昇した。だが、後場に入ると日経平均先物にまとまった利益確定売りが出て下げに転じた。

出遅れ銘柄を中心に個別物色は継続し、東証1部売買代金は16営業日連続で2兆円超えと活況だった。

日経平均は節目の1万6000円に迫る場面もあったが到達せず、上値の重さが意識された。特段の悪材料が出たわけではないが、後場に入り日経平均先物が売られ、裁定解消売りを伴い下げに転じた。週初の急落局面で買った短期筋が、先物に利益確定売りを出したとみられている。

もっとも、終値は25日移動平均線(1万5716円29銭=16日)を割り込まず底堅さを示した。日米の経済指標は良好で売りを急ぐ投資家は少ない。トヨタ自動車<7203.T>など主力株の一角には海外マネーの流入が観測され安心感につながった。市場では「中期的なトレンドは上向きだが、個別で買われ過ぎの銘柄も多い。1月下旬から始まる国内企業決算の内容を精査する必要がある」(大手証券)との声が出ていた。

個別銘柄では、東芝<6502.T>、シャープ<6753.T>など電機株の一角が堅調。業績改善期待から海外勢の買いが入ったとみられている。半面、足元で過熱感の出ていた日本電子材料<6855.T>、渋谷工業<6340.T>などは利益確定売りに押された。

東証1部騰落数は、値上がり804銘柄に対し、値下がりが849銘柄、変わらずが125銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      15747.2 -61.53

寄り付き    15845.15

安値/高値   15710.14─15941.08

TOPIX<.TOPX>

終値       1294.39 -0.13

寄り付き     1299.77

安値/高値    1293.44─1308.08

東証出来高(万株) 315572

東証売買代金(億円) 25128.01

(河口浩一)
 

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