ユニバーサルエンタの名誉毀損訴訟で東京地裁が勝訴判決

提訴相手の1社であるアクセスジャーナルに1審で勝訴

堀越 憲二
ユニバーサルエンタテインメントが、昨年12月に発売した「SLOT魔法少女まどか☆マギカ」

 フィリピン・マニラのカジノリゾート開発に絡んで賄賂疑惑が報じられていたユニバーサルエンターテインメント(6425)は、これまでロイター、朝日新聞などのメディアを名誉毀損で東京地裁に提訴していたが1月24日、提訴相手の1社であるアクセスジャーナルに1審で勝訴したことを発表した。

 同社が発表したリリースによると、判決が出たのは1月20日で、判決の概要は、「(1)被告会社は本件記事を削除せよ、(2)被告会社は、原告に対する謝罪広告を被告会社のウエブサイトに原告主張の条件で掲載せよ、(3)被告らは原告に対し、連帯して165万円支払え」というもの。

 同社では、この判決を受けて、以下のような見解を発表した。

 「提出された全証拠によっても、本件記事で報じられている当社グループからの3500万ドルの資金移動が、フィリピン共和国政府関係者に対する賄賂でないことが明確になりました。即ち、上記判決により、当社のフィリピンでのカジノリゾートプロジェクトに関して、当社からフィリピン政府関係者等に対して賄賂等の不正な支出が行われた事実はないとする当社の従来からの主張を全面的に支持する内容の判断が示されました。……事実関係に関する当社の主張については、ほぼ全面的に当社の主張が受け入れられたものと理解しております」として、現在、東京地裁で審理係属中のロイターや朝日新聞などとの訴訟でも、「真実が明らかにされるものと確信しております」としている。

 アクセスジャーナルが今後控訴するかどうかは未定であり、また今回の判決が他の訴訟にどう影響するかは予断できないものの、今回の判決で同社を見る目もこれまでとは違ってくる公算が大きくなってきた。

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