ミニスカの流行はバブル再燃に伴う株価上昇を予見?

「午尻上がり」を示唆する今年のファッション予測

2014年出だしの相場は、「午尻下がり」の格言を地で行くかのような下り坂。「1月効果(January effect)」とは裏腹に、昨年末の高騰の反動などで利益確定売りが先行。買い手控えムードも強く、不安定な1月相場になりました。

今年は4月に消費増税も控え、アベノミクスの真価と実力が問われる1年。消費者としては「景気回復」をいまいち実感できない部分もありますが、ソチ五輪や東京都知事選を控えた2月に向けて再び上昇するのか、その後に「節分天井」になってしまうのか、それとも他のシナリオもありえるのか気になるところです。

東証アローズからの中継に関わるようになってから間もなく10カ月。どうしても難しく考えがちな株との付き合いですが「株=経済」ではなく、世相の反映や深層心理の象徴だとも捉えられるようになってきました。世相の反映という観点から注目したいのが、ファッションと景気の関係です。

「ミニスカートが流行すると景気がいい」というのは有名な話です。昨年12月にはスカイマークが期間限定でミニスカートの新ユニフォームを発表。それを好感したのかどうか定かではありませんが、株価は年明け後に一時急上昇。軟調だった相場全般とは対照的な展開となりました。

荒木麻里子(あらき・まりこ)●神奈川県平塚市出身。静岡放送(SBS)のアナウンサーを経て、「TBSニュースバード」キャスター。ワインと猫とサッカーをこよなく愛するB型女子。スポーツ万能で、最近はゴルフの本格デビューに向けて練習中。(撮影:田所千代美)

今年のファッションの流行予測には、ミニスカートにかぎらずバブル期を彷彿させるようなものが多くあります。見ているだけで気分も明るくなるような大柄のフラワーモチーフやメタリックゴールド、ビビットカラーがファッション誌に踊っています。

新作水着では、細いバンドをまいたような形のバンドゥータイプや、ブラ部分を覆うようなデザインのフレアータイプが主流だそう。着たことはもちろん、見たことも聞いたこともないタイプの水着ですが、バブル時代にもはやった代物のようです。

このようにファッションと景気のつながりからは、「午尻下がり」を覆してバブル再燃の予感。今年も、ファッションと株価に対して多分に敏感でありたいと思っています。

(毎週金曜日に掲載)

「TBSニュースバード」はTBSの24時間ニュースチャンネル。ケーブルテレビやスカパー!などを通じて視聴することができる。経済関連の報道にも力を入れており、東証アローズのブースからキャスターが1日に4回、株式相場の動きを伝えている。毎週金曜日の「東証アローズ・マーケットリポート」の動画は当サイト上でも配信中。

ページトップ