米ISM製造業景気指数、1月は8カ月ぶり低水準に

56.5から51.3に低下、昨年5月以来の低水準

2月3日、米ISMが発表した1月の製造業景気指数は前月の56.5から51.3に低下し、昨年5月以来の低水準をつけた。写真は2012年11月、ミシガン州の工場で(2014年 ロイターS/Rebecca Cook)

[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が3日発表した1月の製造業景気指数は、前月の56.5から51.3に低下し、昨年5月以来の低水準をつけた。新規受注の大幅な落ち込みが響いた。米経済が今年に入り、失速している可能性を示唆した。

指数は予想中央値の56を下回り、予想レンジ下限の54.2にも届かなかった。50が拡大、縮小の分岐点となる。

同指数は11月に2011年4月以来の高水準となる57をつけて以降、2カ月連続で低下しており、製造業が力強い伸びを記録した第4・四半期から減速している兆候を示している。

TD証券の副首席エコノミスト、ミラン・ムルレーン氏は「最近の成長鈍化を示唆しており、他のさえない主要指標を裏付ける内容」と指摘した。データを受けて米株価は下げ幅を拡大する一方、米国債価格は上昇。ドルは主要通貨に対して下落した。だがムルレーン氏は、寒波の影響も一部あるとしており、「減速は一時的なもので、天候要因による影響がなくなれば、今後数カ月で持ち直すと見込んでいる」と話した。

新規受注は51.2と、前月の64.4から13.2ポイント低下し、全体を大きく押し下げた。

雇用、生産、在庫に関する指数もすべて低下した。

雇用指数は52.3と、1年半ぶりの高水準となった12月の55.8から低下し、昨年6月以来の水準をつけた。

価格指数は53.5から60.5に上昇し、昨年2月以来の高水準をつけた。

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