カギは日経平均1万4000円の維持だが、割り込む懸念も

ダブルボトム形成か、下値を割り込み下げ加速か

日経平均は2月12日に、先週本欄で指摘していた上値カベの1万5000円付近まで戻したが、戻り待ち売りを吸収するだけの売買代金(エネルギー)が足りずに押し返された。 

ここまでは想定どおりの動きであり、二番底が2月5日安値の1万3995円水準で踏みとどまれば、ダブルボトム形成から反転上昇トレンドへの転換期待が高まる。しかし同水準を割り込めば、見切り売りが出て下げが加速しそうだ。

可能性としては、残念ながらやや後者のほうが高いと見ている。まず、日経平均を構成する主力株のチャートを見ると完全に崩れてしまったものが多い。また海外投資家の売りも強烈だ。彼らはいったん売り越しの方針を固めると容赦なく売り浴びせてくる。

年明け以降、個人投資家は買い越しに転じたが、資金力では海外投資家のほうが上。昨年、個人投資家の売り越しにもかかわらず日経平均が上昇したのは、海外投資家が大量に買い越してくれたからであり、足元では逆の現象が起きている。海外投資家の売りがやまないかぎり、日経平均はなかなか上がらない。

「PERなど指標面で日経平均は割安」という解説がなされることもある。たしかにそのとおりだが、短期的にはバリュエーションより需給のほうが影響力を発揮する。逆張りで仕込む場合は打診買い程度にとどめておいたほうがよさそうだ。

(「株式ウイークリー編集長」藤尾 明彦)

■株式ウイークリー■
- ≫≫≫【注目銘柄が絶好調! 上昇期待の厳選6銘柄】を毎週末速達でお届け!ネット版なら毎週金曜日配信!! 膠着中でも全体相場を大きく上回るパフォーマンス!小誌のこんな銘柄がNSユナイテッド海運(2013年8月26日号で注目)は初回注目時から2カ月で95%上昇!、10月28日号のイクヨは2週間で63%上昇!!見本誌を差し上げます→コチラ。
*「株式ウイークリー」は、現時点および将来において高い株価パフォーマンスを約束するものではありません。また、株式投資の際には株価の変動により損失が生じる場合があります。投資判断の最終決定は、ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

ページトップ