日経平均大幅続落、手掛かり材料乏しく先物売りで下げる

大引けは前日比221円安の1万4313円

2月14日、東京株式市場で日経平均は大幅続落。昨年11月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 14日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅続落。終値は221円安となり節目の1万4500円を下回った。朝方は米国株高を受けて買いが先行したものの、手掛かり材料の乏しさから伸び悩んだ後、為替が円高に振れると一転利益確定売りが優勢となった。

米国景気への警戒感は根強く、後場は先物に断続的な売りが出て下げ幅が拡大した。米市場の3連休となる週末でもあり、積極的な買いが手控えられたとみられている。

米景気の先行き不透明感に加え、中国のシャドーバンキング問題などが改めて意識され、短期筋が先物売りを強めた。前日発表の1月米小売売上高が予想外に減少したのは天候要因とみられているが、「寒波が長引いていることもあり、先行きの経済指標に懐疑的な見方が広がった」(銀行系証券)という。

朝方に決まった2月限日経平均オプションの最終決済にかかわるSQ(特別清算指数)値1万4536円09銭を下回ると売り圧力が増した。チャート上の200日移動平均線(1万4463円62銭=14日)を再び下回ったことも売り材料になった。市場では「目先の売り材料は多いが、中期的な円安・株高期待が崩れたわけではない。現物市場での大口売りは目立っていない」(準大手証券トレーダー)との声が出ていた。

個別銘柄では、味の素<2802.T>が後場買われた。同社は14日午後、発行済み株式総数の4.91%に当たる約3000万株・300億円を上限に自社株買いをすると発表。需給改善などへの期待が高まった。半面、キリンホールディングス<2503.T>は大幅続落。同社は13日、2014年12月期の連結営業利益が前年比2.0%減の1400億円になるとの見通しを発表した。市場予想を下回る利益計画が嫌気された。

東証1部騰落数は、値上がり244銘柄に対し、値下がりが1490銘柄、変わらずが47銘柄だった。

(河口浩一)

日経平均<.N225>
終値      14313.03 -221.71
寄り付き    14538.20
安値/高値   14243.17─14678.71

TOPIX<.TOPX>
終値       1183.82 -15.92
寄り付き     1201.01
安値/高値    1173.95─1209.52

東証出来高(万株) 289726
東証売買代金(億円) 26504.09

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