日経平均は小幅続伸、弱含みの円相場に反応し先物買い

前場終値は15円高の1万4880円

2月24日、前場の東京株式市場で日経平均は小幅に続伸した。写真は都内の証券会社の株価ボード。2011年9月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 24日 ロイター] 前場の東京株式市場で日経平均は小幅に続伸した。前週末に400円を超える大幅高となった反動で、朝方は利益確定売りが先行したものの、外為市場で円相場が弱含むと先物にややまとまった買いが入りプラスに転じた。一時は節目の1万5000円に迫ったが、上値では戻り売りも出て伸び悩んだ。

シドニーで開かれていた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、今後5年で2%以上の成長押し上げを図ることで合意したが、具体策の策定は11月と先の話であり、手掛かり材料になりにくいとの見方が多かった。来週発表の米ISM製造業景気指数や米雇用統計で米景気の状況を見極めたいとのムードもあり、上値を買う動きは限られた。市場では「弱含みの円相場に反応して先物買いが入ったものの、上値では戻り売りも多い。好業績銘柄等の個別物色の域を出ていない。新規材料が出るまでは売買高も膨らまず、レンジ相場を脱しにくい」(岡三オンライン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、内田洋行<8057.T>が堅調。21日に発表した2014年7月期業績予想の上方修正を好感した。小中高等学校向けパソコン教室等の大型案件を獲得したほか、コスト削減策なども寄与した。NKSJHD<8630.T>MS&ADインシュアランスグループHD<8725.T>東京海上HD<8766.T>の大手損保3社が軟調。今月の大雪による保険金の支払額が、大手3社合わせて計600億円程度にのぼることがわかったとの一部報道が嫌気された。

東証1部の騰落数は、値上がり1043銘柄に対し、値下がりが586銘柄、変わらずが149銘柄だった。

(河口浩一)

日経平均<.N225>
前場終値 14880.72 +15.05
寄り付き 14803.64
安値/高値 14752.7─14982.53

東証出来高(万株) 102325
東証売買代金(億円) 8921.42

 

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