日経平均は小反落、アジア株安で一時200円超の下落

大引けにかけ下げ幅縮小、日経平均は28円安

2月24日、東京株式市場で日経平均は小反落。写真は昨年12月、都内で撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小反落。前営業日の大幅高からの反動や、軟調なアジア株などが重しとなった。

前場には一時、節目の1万5000円に迫る勢いで上昇したものの、後場に入ると一転して200円超下落。短期筋が先物で仕掛けているとみられ、先物での思惑的な売買が現物価格を上下に振らせる展開が続いている。

前週末に400円を超える大幅高となった反動で、朝方は利益確定売りが先行したが、為替の落ち着きを手掛かりにした買い戻しが入ったほか、「短期筋が上方向に仕掛けたようだ」(大手証券トレーダー)との観測もあり、日経平均はプラス圏へと切り返した。一時は100円を超える上昇を見せ、1万5000円まで18円のところまで迫った。

ただ、上値では戻り売りも多く、上海総合株価指数<.SSEC>が一時2%超の下落になると、アジア株全般が軟化。後場に入ると日経平均も再びマイナスに転じた。外為市場でドル/円が中国株安に圧迫されて102円台前半まで下落したことも重しとなり、日経平均の一時下げ幅は200円を超えた。

取引時間中は特段大きな材料があったわけではないが、市場では「手掛かりが乏しい中で、短期筋が中国株安を材料視して先物への売り仕掛けをした」(東洋証券・ストラテジストの大塚竜太氏)との声が出ていた。中国では3月5日から全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が始まる予定で「市場に安心感を与えるような2014年の成長率目標が出るかどうかが注目される」(準大手証券)という。

日経平均はその後、先物で空売りの買い戻しが入ったことなどから、大引けにかけて徐々に下げ幅を縮小。結局、前日比27円安で取引を終え、終日方向感に乏しい展開となった。

個別銘柄では、内田洋行<8057.T>が堅調。21日に発表した2014年7月期業績予想の上方修正を好感した。小中高等学校向けパソコン教室等の大型案件を獲得したほか、コスト削減策なども寄与した。NKSJHD<8630.T>MS&ADインシュアランスグループHD<8725.T>東京海上HD<8766.T>の大手損保3社は軟調。今月の大雪による保険金の支払額が、大手3社合わせて計600億円程度にのぼることがわかったとの一部報道が嫌気された。

東証1部騰落数は、値上がり752銘柄に対し、値下がりが891銘柄、変わらずが137銘柄だった。

(梅川崇)

日経平均<.N225>
終値      14837.68 -27.99
寄り付き    14803.64
安値/高値   14658.14─14982.53

TOPIX<.TOPX>
終値       1219.07 -3.24
寄り付き     1220.51
安値/高値    1205.91─1234.3

東証出来高(万株) 232939
東証売買代金(億円) 21328.83
 

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