日経平均は大幅反発、約1カ月ぶりに1万5000円回復

終値は213円高の1万5051円

2月25日、東京株式市場で日経平均は大幅反発。終値で1月30日以来、約1カ月ぶりに1万5000円を上回った。写真は東京証券取引所。08年10月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 25日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は大幅反発。終値で1月30日以来、約1カ月ぶりに1万5000円を上回った。

前日の米国株高や為替の落ち着きを背景に全面高の展開となり、日経平均は終日堅調な値動きだった。目先の底入れ感は出ているものの、市場では本格的な上昇局面に入るにはまだ時間がかかるとの声も上がっている。

前日の米国株は、多額の対外債務を抱えるウクライナが国際金融支援を受けられるとの観測を受けて上昇し、東京市場でもリスクを取る動きが広がった。ドル/円が102円台半ばで落ち着いていることも支援し、朝方から幅広い銘柄で買いが先行した。

日経平均は寄り付きで1万5000円を回復。その後やや押されたものの、先物主導で値を上げて再び同水準を奪回した。LINEの株式取得を目指すと報じられたソフトバンク<9984.T>が前日比4%高となり、1社で日経平均株価を40円近く押し上げたことも、指数上昇に寄与した。もっとも、1万5000円を上回る水準では戻り売りが控えていたため売り買いがきっ抗した。売買代金は活況の目安とされる2兆円を下回る1兆9845億円で、先週から断続的に2兆円割れの日がみられる。

目先では底入れ感が出ているものの、SMBC日興証券・株式ストラテジストの圷正嗣氏は「日本株が本格的に上昇局面に入るには、市場予想を上回る米経済指標が必要になってくる」と指摘。米指標をめぐる寒波の影響が払しょくされるのはまだ先で、はっきりとした改善がみられるのは4月ごろだと予測した。

個別銘柄では、オプト<2389.T>が小幅続伸。24日、DVDのレンタル・販売店「TSUTAYA」などを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が持つオプト全株式364万1000株(発行済み株式の12.17%に相当)をTOB(株式公開買い付け)で買い戻すと発表し、材料視された。半面、松竹<9601.T>は続落。同社は24日、2014年2月期の連結当期利益予想を従来の33億1000万円から16億円に引き下げ、嫌気した売りに押された。

東証1部騰落数は、値上がり1441銘柄に対し、値下がりが250銘柄、変わらずが89銘柄だった。

(梅川崇)

日経平均<.N225>
終値      15051.6 +213.92
寄り付き    15002.51
安値/高値   14957.49─15094.54

TOPIX<.TOPX>
終値       1233.66 +14.59
寄り付き     1228.85
安値/高値    1225.88─1234.54

東証出来高(万株) 204166
東証売買代金(億円) 19845.59

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