日経平均は小反落、売り先行後に下げ渋る

前引けは前日終値比19円安の1万5031円

2月26日、前場の東京株式市場で日経平均は小反落となった。写真は東京証券取引所。1月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 26日 ロイター] -前場の東京株式市場で日経平均は小反落となった。前日の米国株安や円安一服感が重しとなり、寄り付きは主力株を中心に売りが先行。前日に日経平均が1万5000円を回復したことで戻り売りや利益確定売りが出やすいといい、一時155円安となった。ただ下値は限定され、円の弱含みとともに下げ幅を縮小。日経平均は前引けで1万5000円を維持した。

東証1部の売買代金は前場で8403億円と低水準の商いが続いているが、地合いは底堅さを強めている。売り先行で始まったソニー<6758.T>ファナック<6954.T>がプラス圏に転じたほか、ソフトバンク<9984.T>ファーストリテ<9983.T>など指数寄与度の大きい銘柄が下げ幅を縮小し、指数を下支えした。ドル/円が朝方から若干、円安に振れたことも支援材料という。

日経平均が節目1万5000円を維持していることで市場では先高感が広がっているという。SBI証券シニアマーケットアナリストの藤本誠之氏は「手掛かり材料の乏しさから上値は重いが、空売りの買い戻しが底流にあり、しっかりとした値動き」と指摘。日経平均は昨年末の高値1万6320円から2月安値1万3995円までの半値戻し水準(1万5158円)を目指すとみられている。

個別銘柄では、ゼンショーホールディングス<7550.T>が大幅反落。25日、公募増資などで最大300億円を調達すると発表。一株利益の希薄化や需給悪化などを懸念した売りが先行した。

半面、パナソニック<6752.T>が大幅続伸。26日付日経新聞朝刊は、パナソニックが米電気自動車(EV)メーカーの米テスラ・モーターズと共同で、米国に電気自動車向けの電池工場を建設することで最終調整に入ったと報じた。成長事業への取り組みに期待する買いが先行した

東証1部の騰落数は、値上がり474銘柄に対し、値下がりが1152銘柄、変わらずが149銘柄だった。

(杉山容俊)

日経平均<.N225>
前場終値 15031.67 -19.93
寄り付き 14896.49
安値/高値 14896.49─15040.86

東証出来高(万株) 92075
東証売買代金(億円) 8403.35

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