ファンコミ、ひと波動に期待して、もう少しお付き合い

5000円大台乗せなら達成感強まりそう

 2月下旬に「日経平均株価はチャート(右)を見るかぎり、短期的な高値水準近辺までもう数百円」と考えていました。3月7日の取引時間中には1万5312円まで値上がりしました。

 2月5日に目先の安値をつけて以降、すでに1000円以上も上昇。ドル・円相場もモミ合う状況が続いています。3月14日にいわゆるメジャーSQ(特別清算指数)の算出も控えており、目先の高値圏だと判断してもよい株価水準といえるでしょう。

 これまでと同様、ボックス相場の目先の上限1万5300円前後、下限1万4000円前後を想定した戦略に変更が生じる状況でもなさそうなので、ここからの買いは少し軟調な展開になったときに検討したいと考えています。

 さて、売却のタイミングを考えているファンコミュニケーションズ(2461)の株価はさらに上昇が続き、11日には4835円の高値をつけました。7日付で東証1部に市場変更となったことから投資信託による買い需要などがおそらくあるのでしょう。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券が同社の投資判断を「アウトパフォーム」とし、目標株価を6300円にしてくれました。個人的には、さすがにそこまで付き合えるのかと考えると、付き合えない確率のほうが高そうですし、6300円まで欲張って「まだまだ上がるかも」などと考えて売りどきを逃してしまって結局、痛い目に遭う可能性も否定できないのではないかとも思います。

 3月末基準日で1株から2株への分割も実施の予定ですが、フシ目である5000円の大台に乗せれば、いったんは達成感が出ても不思議はない状況です。売却する際の目標株価を計算してみると、同水準まであと数百円はありそうですが、到達のタイミングがいつで、本当に上昇するかもわかりません。

 ただ、株価チャートを見るかぎりでは、もうひと波動に期待したいとも思っています。とりあえずここまで付き合ってきたので、もう少し辛抱して保有しつつ、株価の動きを見ながら想定する価格帯あたりで、しっかりと売却のタイミングを図りたいと考えています。

(毎週木曜日に掲載)

横山利香
ファイナンシャルプランナー。出版社を経て独立。現在はテクニカルアナリストとしても活躍。投資・マネー雑誌を中心に執筆・講演活動も行っている。

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