日経平均は反発、米株高を好感し1万4000円台に戻す

前引けは前日終値比114円高の1万4024円

4月15日、前場の東京株式市場で日経平均は反発。1万4000円台を回復した。前日の米国株が上昇に転じ、市場参加者の過度な不安心理が後退した。写真は東京証券取引所。2008年10月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 15日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反発。1万4000円台を回復した。前日の米国株が上昇に転じ、市場参加者の過度な不安心理が後退した。

日経平均は下落ピッチが速かったこともあり、自律反発を狙う買いも入ったとみられる。買い一巡後は米ハイテク企業の決算発表を控えていることや、ウクライナ情勢への懸念などで上値が抑えられた。

米国株高に加え、外為市場では円が弱含みで推移するなど外部環境には改善の兆しもみられるが、積極的な買いを入れるには材料不足だった。日経平均は4月4日から前日までの7営業日で1161円、率にして約7.7%と大きく下落していたことから、前場の上昇については自律反発の域を出ないとみられている。市場では「日本株はバリュエーションが下支えする水準に到達し、売り込みにくくなっているが、企業業績や政策にらみで投資家の動きは鈍い。本格反騰には時間がかかりそうだ」(岡三オンライン証券チーフストラテジストの伊藤嘉洋氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、関西アーバン銀行<8545.T>が堅調。14日に発表した2014年3月期業績予想と配当予想の上方修正を好感した。与信関係費用が前回予想を下回ったことなどが寄与する。半面、ユーシン<6985.T>は続落。14日に2014年11月通期の連結純利益予想を従来の12億円から5億円に下方修正したことが嫌気された。

東証1部の騰落数は、値上がり1101銘柄に対し、値下がりが545銘柄、変わらずが156銘柄だった。

(河口浩一)

日経平均<.N225>
前場終値 14024.71
寄り付き 14068.75
安値/高値 13994.82─14068.75

東証出来高(万株) 79985
東証売買代金(億円) 7201.12
 

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