日経平均は大幅続伸、ソフトバンクの上昇寄与し300円超高

9割超が値上がりし前引けは316円高、1万4313円

4月16日、前場の東京株式市場で日経平均は大幅続伸。前日比で300円を超える上昇となった。写真は東京証券取引所。2008年10月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 16日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は大幅続伸。前日比で300円を超える上昇となった。前日の米株高などを受け、寄り付きから買いが先行。ソフトバンク<9984.T>など値がさ株の上昇が寄与し、リバウンド狙いの買いやショートカバーなどが広がった。

株式市場の動向に関連する麻生財務相の発言を好感する動きもみられ、東証1部の9割超が値上がりする全面高となった。

前日の米国株が続伸したうえ、引け後には米ヤフーやインテルが決算を受けて時間外取引で上昇。GLOBEX(シカゴの24時間金融先物取引システム)の米株先物も高く、日本株は序盤から買いが先行した。中国の電子商取引大手アリババの好決算が材料視され、ソフトバンクが前日比で8%上昇したことも寄与。1銘柄で日経平均を約69円押し上げた。

麻生太郎財務相が16日午前の衆議院財務金融委員会に出席し、「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の動きが6月以降出てくる。そうした動きが出てくるとはっきりすれば、外国人投資家が動く可能性が高くなる」と述べたと伝わると、先物主導で上値を切り上げた。売り方のショートカバーが入ったとみられるほか、「チャート上の『アイランドリバーサル』が形成され、短期のリバウンドを狙う買いが入っている」(準大手証券)との指摘があった。

注目された中国の第1・四半期国内総生産(GDP)伸び率は前年比7.4%となり、市場予想の7.3%を若干上回った。市場では「ほぼ予想の範囲内だが、事前予想から大きく振れなかったことで過度な懸念が後退。投資家の安堵感につながった」(東洋証券・ストラテジストの土田祐也氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、日本郵船<9101.T>商船三井<9104.T>川崎汽船<9107.T>の海運大手3社が堅調。16日付日本経済新聞朝刊が、2015年3月期は日本郵船、商船三井の連結経常利益がともに700億円程度と前期推定より3割前後増える見通しなどと報じ、材料視された。

東証1部の騰落数は、値上がり1643銘柄に対し、値下がりが104銘柄、変わらずが50銘柄だった。

(杉山容俊)

日経平均<.N225>

前場終値 14313.73

寄り付き 14126.87

安値/高値 14125.59─14334.46

東証出来高(万株) 94579

東証売買代金(億円) 8932.19
 

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