米国株式市場はIBM買われダウが最高値更新、アップルは下落

5月9日、米国株式市場は、IBMが買われたことでダウ工業株30種が終値として過去最高値を更新した。写真は8日、ニューヨーク証券取引所で7日撮影(2014年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 9日の米国株式市場は、IBMが買われたことでダウ工業株30種が終値として過去最高値を更新した。

IBMは0.6%高で終了。オンライン映像配信のネットフリックス<NFLX.O>などのモメンタム銘柄のほか、消費関連銘柄にも買いが入ったことで、相場は総じて上昇した。

ただアップル<AAPL.O>は0.4%下落。同社がヘッドフォンメーカーのビーツ・エレクトロニクスを32億ドルで買収すると伝わったことが嫌気された。一部アナリストの間では買収価格は高過ぎるとの見方が出ている。

ダウ工業株30種<.DJI>は32.37ドル(0.20%)高の1万6583.34ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は20.37ポイント(0.50%)高の4071.87。

S&P総合500種<.SPX>は2.85ポイント(0.15%)高の1878.48。

週足ではダウが0.4%高、S&Pが0.1%安、ナスダックが1.3%安。ナスダックの週間での下落率は1カ月ぶりの大きさとなった。

ネットフリックスは2.1%高。その他のモメンタム銘柄ではバイオ医薬品会社ギリアド・サイエンシズ<GILD.O>が1.3%高となった。

消費関連株にも買いが入り、衣料品小売り大手ギャップ<GPS.N>は3.3%高で終了。4月の売上高が好調だったことに加え、業績見通が予想を上回ったことが好感された。

医薬品銘柄も買われ、メルク<MRK.N>は0.7%高で終了した。S&Pヘルスケア指数<.SPXHC>は0.6%高。

一方、広告技術を手がけるロケット・フューエル<FUEL.O>は21.5%と急落。今四半期の売上高が予想を下回るとの見通しを示したことで売られた。

商いは薄く、BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合算出来高は約57億株と、月初からの平均の62億株を下回った。

ウェッドブッシュ証券(ロサンゼルス)の株式トレーディング部門責任者、マイケル・ジェームズ氏は、「相場が大きく動いてることに加え、成長関連株が下落していることで、市場参加者の間に疲労感が見られる」としている。

騰落銘柄比率は、ニューヨーク証券取引所が約17対13、ナスダック市場が約17対9だった。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

     終値         16583.34(+32.37)

前営業日終値    16550.97(+32.43)

ナスダック総合<.IXIC>

     終値         4071.87(+20.37)

前営業日終値    4051.50(‐16.17)

S&P総合500種<.SPX>

     終値         1878.48(+2.85)

前営業日終値    1875.63(‐2.58)
 

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