日経平均は小幅に6日続伸、国内外の景況感回復で

終値は10円高の1万4681円

5月29日、日経平均は小幅に6日続伸。写真は7日、都内の株価ボードに映る人々(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 29日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に6日続伸した。前日までの5営業日で600円を超す上げ幅となった反動や米国株安を受けて、朝方は利益確定売りが先行。

一時は96円安まで下落したが、下値の固さが確認されると急速に下げ幅を縮小した。世界景気の先行き不透明感が後退し、株式への資金流入が継続しているとみられるが、東証1部の売買代金は1.6兆円と低水準で上値を試すには力不足だった。

日経平均は連日の上昇で過熱感も意識されているが、国内外の景況感の回復や地政学リスクの後退を背景に買い戻しや押し目買いが継続した。新興株式市場では個人投資家による物色が盛んで、東証マザーズ指数は2%超上昇するなど、投資マインドの改善が顕著に表れている。

市場では「世界株高の中で日本株の出遅れ感が意識された。ただ、上値を買い上がるにはエネルギー不足。来週の米雇用統計などで米景気回復が勢いを増すのかどうかを見極めたい」(SMBC日興証券株式調査部部長の西広市氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、サニックス<4651.T>が大幅高。28日、2017年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表し、材料視されている。半面、前日に上昇が目立ったNTT都市開発<8933.T>ヤマダ電機<9831.T>などは利益確定売りに押された。

東証1部騰落数は、値上がり805銘柄に対し、値下がりが829銘柄、変わらずが176銘柄だった。

日経平均<.N225>
終値      14681.72 +10.77
寄り付き    14585.64
安値/高値   14574.02─14714.95

TOPIX<.TOPX>
終値       1200.68 +2.51
寄り付き     1193.01
安値/高値    1192.87─1203.63

東証出来高(万株) 189111
東証売買代金(億円) 16273.17

(河口浩一)

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