日経平均は反発、中小型株物色で底堅い地合い

終値は67円高の1万5162円

6月30日、東京株式市場で日経平均は反発。写真は1月、東京証券取引所で撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 30日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反発。前週末に大幅安となった反動に加え、しっかりとした米国株式市場を好感して、買い戻しや押し目買いが先行。円相場が1ドル101.30円付近まで上昇する場面では、短期的な先物売りで下げに転じたが、年金買い観測が根強く、再びプラス圏を回復するなど底堅い値動きとなった。

30日の東京市場では中小型株への物色が目立った。TOPIXコア30<.TOPXC>の上昇率0.38%に対し、TOPIX Small<.TOPXS>は同1.61%となり、終値では1月22日以来、約5カ月ぶりの高値水準を回復した。東証1部の8割強が値上がりし、「指数は方向感に欠けるが、個別株の物色意欲は強い。企業業績などファンダメンタルズ面からは売られる理由が乏しい」(準大手証券)という。

前週金曜日には日経平均が200円を超える下げとなり、ひやりとする局面を迎えたが、週明けは底堅い地合いが継続。「年金買い観測が根強く、下値に安心感が広がるなか、個人投資家を中心に材料株物色が続いている。イラクなど海外情勢に突発的な動きがない限りは当面底堅さを維持するだろう」(松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、ノンバンク株が大幅高。貸金業法の再改正案の概要が一部で報じられ、規制緩和の流れが続いていることが手掛かりとなり、アコム<8572.T>アイフル<8515.T>が年初来高値を更新した。東証業種別株価指数ではその他金融業<.IFINS.T>が値上がり率トップとなった。

半面、東海カーボン<5301.T>が続落。27日に発表した2014年12月期業績予想の下方修正を嫌気した。

東証1部騰落数は、値上がり1568銘柄に対し、値下がりが178銘柄、変わらずが69銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      15162.1 +67.10

寄り付き    15159.45

安値/高値   15052.34─15177.87

TOPIX<.TOPX>

終値       1262.56 +9.41

寄り付き     1257.33

安値/高値    1250.18─1262.66

東証出来高(万株) 210197

東証売買代金(億円) 18212.69

(杉山容俊)

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