松屋フーズの牛丼チェーン「松屋」は既存店売り上げが2カ月連続で前年超え

客数は0.5%減でも、客単価が2.3%増で売り上げ押し上げる

又吉 龍吾
牛丼チェーン「松屋」、客単価アップで売り上げを押し上げた

 牛丼チェーン「松屋」を展開する松屋フーズは7月1日、6月の既存店売上高(速報値)を発表した。既存店売上高は前年同月比で1.7%増となり、2カ月連続でのプラスを達成。客数は0.5%減だったものの、客単価が2.3%増となり売り上げを押し上げた。

 プラス達成の背景としては、期間限定の高単価商品の投入効果がある。主力の「牛めし」は前年並みだったが、6月5日に投入した「トマトカレー」(並盛370円)や同月19日に販売を開始した「タッカルビ風鶏の甘辛味噌炒め定食」(630円)が好調に推移した。

 ただ、昨年の6月は同業の「吉野家」が値下げ実施をしてまもない時期で、前年同月比で5.4%減と低迷していた。そのため、松屋フーズにとって、今年の6月に前年超えをするハードルはそもそも低かったといえる。

 第1四半期(14年4~6月)全体での既存店売上高は前年同期比で1.8%増だった。松屋フーズは7月末から8月上旬の間に第1四半期決算を発表する予定だ。東洋経済では既存売り上げの動向を踏まえ、現時点の会社計画を妥当と判断している。

(百万円) 売上高 営業利益 経常益 純利益 1株益(円) 1株配(円)
連本2014.03 78,939 2,347 2,352 690 36.2 24
連本2015.03予 79,800 2,500 2,600 860 45.1 24
連本2016.03予 82,000 2,800 2,900 950 49.8 24
連中2013.09 38,695 637 628 179 9.4 12
連中2014.09予 38,600 630 670 100 5.2 12

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