今週の米株は企業決算に注目、増益率大幅回復の期待高まる

4~6月のGDP成長率が年率4%になるとの見方も

7月6日、米国株式市場では先週ダウ平均が初めて1万7000ドルの大台突破を達成したが、一段の上値を狙えるかは今後発表される企業決算次第だ。ニューヨーク証券取引所で3日撮影(2014年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米国株式市場では先週、ダウ平均が初めて1万7000ドルの大台突破を達成したが、一段の上値を狙えるかは今後発表される企業決算次第だ。

第2・四半期決算が予想を大幅に上回る内容になることを示す要因は多い。S&P総合500種<.SPX>構成企業の増益率が約3年ぶりに2桁台に回復する可能性さえ指摘される。

6月の雇用統計が堅調な内容となったため、4─6月期の国内総生産(GDP)成長率が年率4%になるとの見方が一部のエコノミストの間で浮上。2.9%のマイナス成長だった第1・四半期から、急回復を遂げる見込みだ。

PNCフィナンシャル・サービシズ・グループのスチュアート・ホフマン氏は雇用統計について「統計の全ての情報が、第2・四半期は4%のプラス成長となることを示している」と述べた。

トムソン・ロイターの調査によると、S&P総合500種採用企業の第2・四半期決算は、前年同期比6.2%の増益になる見通し。その後、第3・四半期、第4・四半期にそれぞれ10.9%、11.9%と2桁の増益率を確保できるとの見方が示されている。

ソラリス・グループのティム・グリスキー最高投資責任者(CIO)は「確率は極めて低いものの、増益率が2桁台に達する可能性もある。好調な雇用統計は最終的に企業決算の改善につながるが、すぐにではなく、一定の期間が必要だ」と述べた。

米アルミ大手アルコアが8日発表する第2・四半期決算を皮切りに、決算期が始まる。米「1ドルショップ」チェーン大手ファミリー・ダラー・ストアーズは10日に四半期決算を発表。11日には米銀行大手ウェルズ・ファーゴなどが発表を予定している。

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