ダウ平均123ドル安、アマゾンとビザが重し=米株市場

ダウ工業株30種終値は123ドル安の1万6960ドル

7月25日、米国株式市場は、アマゾン・ドット・コムとビザが売り込まれたことで、下落して終了した。ニューヨーク証券取引所で23日撮影(2014年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 25日の米国株式市場は、アマゾン・ドット・コムとビザが売り込まれたことで、下落して終了した。

ダウ工業株30種<.DJI>終値は123.23ドル(0.72%)安の1万6960.57ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は22.55ポイント(0.50%)安の4449.56。
S&P総合500種<.SPX>は9.64ポイント(0.48%)安の1978.34。

週足では、ダウが0.8%安、S&Pは横ばい、ナスダックは0.4%高となった。ナスダックの上昇は2週連続。

ネット通販大手アマゾン・ドット・コムは商いを伴って下落し、9.6%安の324.01ドルで終了。同社が前日の取引終了後に発表した第2・四半期決算は、売上高は伸びたものの投資の急拡大が重しとなり純損失は前年同期から拡大。1株当たり損失は0.27ドルと、予想の0.15ドルを大幅に上回った。これを受け、投資急拡大が収益圧迫要因になり続けるとの懸念から、朝方から売りが出ていた。

クレジットカード大手のビザは3.6%安の214.77ドルで終了。前日発表の4─6月期決算は増益となったものの、通期の収入伸び率見通しを従来の10─11%から9─10%に引き下げたことが嫌気された。

メイフラワー・アドバイザーズ(ボストン)のマネジング・パートナー、ローレンス・グレーザー氏は、「今回の一連の企業決算発表はこれまでのところ、おおむねアナリスト予想に沿ったものになっているが、バリュエーションが高い企業の決算が軟調になると、相場は大きな痛手を被ることになる」とし、 「アマゾンとビザは市場での重みも大きく、それぞれのセクターの指標にもなっているため、動きが鈍った」と述べた。

このほかでは、スターバックスは2.1%安。前日発表の 第3・四半期(6月29日まで)決算は、売上高の大半を稼ぎ出す米州での販売が好調で増収増益となっている。

中国ネット検索大手の百度(バイドゥ)は11%高。前日発表の第2・四半期決算はモバイルサービス事業の収入が大きく伸びたことから34.1%の増益となった。

この日にナスダック市場に上場した直火焼きチキンのレストランチェーン、エル・ポヨ・ロコ・ホールディングスは60%高の24.03ドルで初日の取引を終えた。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、すべての米取引所の合算出来高 は約49億5000万株で、月初来平均の55億6000万株を下回った。

(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値         16960.57(‐123.23)
前営業日終値    17083.80(‐ 2.83)

ナスダック総合<.IXIC>
終値         4449.56(‐22.55)
前営業日終値    4472.11(‐ 1.59)

S&P総合500種<.SPX>
終値         1978.34(‐9.64)
前営業日終値    1987.98(+0.97)

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