日経平均は続伸、好業績株の物色と円安が支援

前場終値は55円高の1万5701円

7月31日、前場の東京株式市場で日経平均は続伸。円安が進み、朝方から主力株を中心に買いが広がった。都内で昨年7月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 31日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸。市場予想を上回った第2・四半期の米実質国内総生産(GDP)を受けて円安が進み、朝方から主力株を中心に買いが広がった。

もっとも、買い一巡後は上値が重く、前引けにかけて上げ幅を縮小。1万5700円は維持したまま午前の取引を終えた。

指数をけん引したのはファーストリテイリング<9983.T>ソフトバンク<9984.T>などの値がさ株だったが、カシオ計算機<6952.T>ANAホールディングス<9202.T>などの好業績株への買いが目立った。外為市場でドル/円[JPY=EBS]が上昇したことも追い風となった。

一部で利食い売りが出たことから、前引けにかけて上げ幅を縮小したものの、市場では「もみあいの範囲内」(大手証券)との声も出ていた。

一方、アルゼンチンは現地時間30日深夜(日本時間31日午後1時)、テクニカル的なデフォルトに陥る公算が大きくなった。まもなくデフォルトを迎える局面だが、東京市場への影響は限定的という見方は多い。eワラント証券チーフ・オペレーティング・オフィサーの土居雅紹氏は、「問題が浮上した時は懸念されていたが、この1カ月間に徐々に市場に織り込まれてきた。深刻な影響が他国には及びそうにないという雰囲気が濃くなっている」と解説した。

個別銘柄では、コニカミノルタ<4902.T>が続伸。同社は30日、発行済み株式総数の2.0%に相当する1000万株・100億円の自社株買いを決議したほか、すでに取得した200億円・2000万株の自社株を8月29日付で消却することも発表した。

半面、任天堂<7974.T>が大幅安。同社が30日発表した2014年3月期の連結業績は、売上高が前年比8.4%減の746億円、営業損益が94億円の赤字(前年同期は49億円の赤字)だった。

東証1部の騰落数は、値上がり786銘柄に対し、値下がりが841銘柄、変わらずが187銘柄だった。

日経平均<.N225>

前場終値 15701.23 +55.00

寄り付き 15732.78

安値/高値 15688.25─15759.66

東証出来高(万株) 116034

東証売買代金(億円) 10205.64

(梅川崇)

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