日経平均は小反発、売り一巡後は先物主導で戻す

前場終値は5円高の1万5528円

8月4日、前場の東京株式市場で日経平均は小幅に反発した。4月撮影(2014年 ロイターREUTERS/Issei Kato)

[東京 4日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は小幅に反発した。前週末の米国株安に加え、7月米雇用統計発表後に為替がやや円高に振れたことから、輸出株などに売りが先行。取引時間中としては7月28日以来、1週間ぶりに一時節目の1万5500円を下回ったが、売り一巡後は下値の堅さが意識された。

先物への買い戻しが入り、前引けにかけて小幅ながらプラスに転じた。TOPIXはマイナス圏だった。

国内企業の4ー6月期決算はおおむね良好で、決算後半戦に向けた期待も根強い。ローム<6963.T>三井化学<4183.T>富士重工業<7270.T>などの好業績銘柄が堅調な値動きをみせている。 ただ、前場の東証1部売買代金は9071億円と低調だった。市場では「米国株安の影響で海外からの新規資金は入りにくくなっている。値動きの良い一部の銘柄や好業績株などを除くと全体の上値は引き続き重い」(東海東京調査センターのマーケットアナリスト、鈴木誠一氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、ローム<6963.T>が年初来高値更新。1日に発表した2014年4─6月期の連結業績で、営業利益が前年同期比約5倍の92億円になったことが好感された。自動車やスマートフォンに向けた電子部品の販売が堅調だった。半面、スズキ<7269.T>は軟調。14年4ー6月期決算は好調だったが、今後はその反動減が響く国内のほか、タイやインドネシアでの販売も厳しいとの見方から、先行き不透明感が広がった。

東証1部の騰落数は、値上がり889銘柄に対し、値下がりが750銘柄、変わらずが177銘柄だった。

日経平均<.N225>

前場終値 15528.45 +5.34

寄り付き 15474.65

安値/高値 15440.21─15535.62

東証出来高(万株) 94896

東証売買代金(億円) 9071.32

(河口浩一)

ReutersCopyright
copyright (C) 2017 Thomson Reuters 無断転載を禁じます

ページトップ