午前の日経平均4日続伸、約1週間ぶり1万5300円台回復

前場終値は90円高の1万5304円

8月14日、前場の東京株式市場で日経平均は4日続伸。都内で13日撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 14日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は4日続伸。取引時間中としては8月5日以来、約1週間ぶりに1万5300円台を回復した。寄り付き前に内閣府が発表した6月の機械受注統計(船舶・電力を除く民需)は市場予想を下回ったものの、反応は限定的だった。

前日の米国株高や円安基調などが支援材料となり、主力株を中心に堅調に推移した。

日経平均は前日比90円99銭高の1万5304円62銭で前場の取引を終えた。6月の機械受注統計は前月比8.8%増で、ロイター予測の同15.3%増を下回った。市場からは企業の設備投資意欲に若干の陰りが出ているとの見方が出たものの、指数に対する大きなネガティブ材料とはならなかった。

日経平均が堅調な値動きを見せる中で「国内で出てくる統計がある程度悪い数字となるということは、ある程度織り込まれていた。もっとも、個別企業レベルでは業績に対してまだまだ割安感のある銘柄が多い」(岩井コスモ証券・投資調査部副部長の有沢正一氏)との指摘も出ている。

また前日の米国株は、主要指数がそろって反発。為替相場もドル/円[JPY=EBS]が102円半ばで推移しており、投資家に安心感を与えた。セクター別では建設業が7月29日以来の年初来高値を更新。空運、パルプ・紙、鉱業、サービス業など幅広い業種が上昇した一方、不動産業は下落した。

個別銘柄ではグリー<3632.T>が続落。13日に発表した2014年6月期決算が2期連続の減収減益となったことが嫌気された。一方、サイバーリンクス<3683.T>は急伸。13日、9月30日現在の株主に対して、1対3の株式分割を実施すると発表し材料視された。

東証1部の騰落数は、値上がり1164銘柄に対し、値下がりが490銘柄、変わらずが157銘柄だった。 

日経平均<.N225>

前場終値 15304.62 +90.99

寄り付き 15284.38

安値/高値 15272.9─15330.97

東証出来高(万株) 96519

東証売買代金(億円) 7722.31

(長田善行)

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