東京株式市場は7日続伸、中小型株物色続く

終値は127円高の1万5449円

8月19日の東京株式市場で日経平均は7日続伸した。東京証券取引所のロゴマーク。4月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は7日続伸。前日の米国株市場上昇に加え、ドル/円[JPY=EBS]が102円後半で推移していることなどを支援材料として買いが先行し、終値ベースでは8月4日以来、約2週間ぶりに1万5400円を回復した。

前日と同様、内需関連の中小型株の物色が続く一方で、主力株は上値が重い展開だった。週末にかけて重要イベントを控える中で様子見ムードも漂い、連日の薄商いとなった。

日経平均は127円19銭高の1万5449円79銭できょうの取引を終えた、前日の米国株式市場では、米住宅建設業者指数が良好だったことやウクライナ危機をめぐる緊張緩和などを背景に、市場心理が好転。ダウ工業株30種<.DJI>は175ドル高となったほか、ナスダック総合指数<.IXIC>は14年ぶりの高値で引けた。

米株高に加え為替が円安方向に振れたことも好感され、日経平均は寄り付きに前日比で130円近く上昇。しかしその後は上値を追う材料に欠け、1万5400円半ばでもみあう形となった。トヨタ自動車<7203.T>ホンダ<7267.T>など、輸出関連の主力株の上昇率が軒並みきょうの日経平均の伸び率を下回った半面、東証2部総合<.TSI2>は5日続伸。一時2週間ぶりに年初来高値を更新した。

もっとも、東証1部の売買代金は1兆5946億円と、前日からは若干増加したものの、薄商いの状況は継続。市場からは21日からの米ジャクソンホールの経済シンポジウムをはじめ、「海外での主要イベントを控える中で、外国人投資家があまり動いていないようだ。一方で、個人投資家を中心に海外情勢の影響を受けにくい中小型株が物色されている」(高木証券投資情報部長の勇崎聡氏)との声が出た。

個別銘柄ではスカイマーク<9204.T>がストップ高。前日比27.8%高の230円で引けた。格安航空会社(LCC)であるマレーシアのエアアジアが経営支援の検討に入ったことが明らかになったと報じられ、材料視された。18日に公募増資を発表したヨロズ<7294.T>は同9.7%下落した。

東証1部騰落数は、値上がり1172銘柄に対し、値下がりが485銘柄、変わらずが160銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      15449.79 +127.19

寄り付き    15451.94

安値/高値   15429.11─15476.05

TOPIX<.TOPX>

終値       1280.29 +9.03

寄り付き     1280.1

安値/高値    1277.25─1282.16

東証出来高(万株) 179753

東証売買代金(億円) 15946.67

(長田善行)

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