ダウとS&Pが3日続伸、FOMC議事要旨受け

ダウ工業株30種は59ドル(0.35%)高の1万6979ドル

8月20日、米国株式市場は、ダウ工業株30種とS&P総合500種が3日続伸で終えた。ニューヨーク証券取引所で撮影(2014年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 20日 ロイター] - 20日の米国株式市場は、ダウ工業株30種とS&P総合500種が3日続伸。S&Pは、終値としては7月終盤につけた過去最高値に迫った。同日発表された 7月29─30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は、連邦準備理事会(FRB)が引き続き緩和政策を維持することを示唆した。

ダウ工業株30種<.DJI>は59.54ドル(0.35%)高の1万6979.13ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は1.03ポイント(0.02%)安の4526.48。
S&P総合500種<.SPX>は4.91ポイント(0.25%)高の1986.51。

ホームセンターのロウズは、5─7月期決算が予想を上回る増収増益となったことで 1.6%上昇。カジュアル衣料専門店 のアメリカン・イーグル・アウトフィッターズも5─7月期の売上高・利益が予想より好調だったことから、12%上がった。

ディスカウントストアのターゲットは5─7月期が予想以上の減益で、通年の利益見通しを引き下げたが、株価は序盤の軟調から盛り返して1.8%高となった。

通年の業績見通し撤回を発表したレンタカーのハーツ・グローバル・ホールディングスは3.9%下落した。

前日に好決算を発表したホームセンターのホーム・デポは2.9%上昇した。

日中取引終了後にコンピューターのヒューレット・パッカードが発表した5─7月期決算は、アナリスト予想に反して増収となったが、株価は時間外取引で0.7%下げた。

この日の市場全体の動きについて、フェニモア・アセット・マネジメントの株式アナリスト、ドルー・ウィルソン氏は「FRBに左右されたのは間違いな い。当初は堅調でFOMC議事要旨公表前にやや逃げ腰になり、それから明らかに大きな安心感が広がったしるしが見えた」と話した。

FOMC議事要旨を消化したことで、市場の次の関心は21日から始まるカンザスシティー地区連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)に 向かっている。FRBのイエレン議長は22日に予定されるジャクソンホール会議中の講演で、経済指標が総じて前向きになっていると認めつつも、労働市場に あるスラック(需給の緩み)に引き続き懸念を示すとみられている。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合算出来高は約45億株で、過去5日平均の52億株を下回った。

(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値(非公式)    16979.13(+59.54)
前営業日終値    16919.59(+ 80.85)

ナスダック総合<.IXIC>
終値(非公式)    4526.48(‐1.03)
前営業日終値    4527.51(+19.20)

S&P総合500種<.SPX>
終値(非公式)    1986.51(+4.91)
前営業日終値    1981.60(+ 9.86)

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