前場の日経平均反落、高値警戒感と円上昇で利益確定売り

前場終値は62円安の1万5550円

8月26日、前場の東京株式市場で日経平均は反落。手がかり材料が乏しく朝方は小動きで始まったが、高値圏での利益確定売りに押され次第に上値の重さが意識された。写真は都内の株価ボード。6月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 26日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反落。手がかり材料が乏しく朝方は小動きで始まったが、高値圏での利益確定売りに押され次第に上値の重さが意識された。為替が1ドル104円割れのドル安・円高に振れると先物主導で下げ幅が拡大した。

29日の国内マクロ指標や来週の米重要経済指標発表、内閣改造などを控え、主要な投資家は様子見姿勢を継続。前場の東証1部売買代金は7666億円と盛り上がりに欠けた。

円相場が強含んだとはいえ、輸出企業の想定レートが1ドル101円前後であることを考えれば、1ドル103円台でも余裕のある水準であり、主力輸出株は総じて底堅さをみせた。トヨタ<7203.T>日立<6501.T>はプラス圏で前場の取引を終えた。

市場では「日経平均は急ピッチで戻した反動もあり短期的な利益確定売りが出ている。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測が強まりグローバルな流動性には懸念がない。次の展開待ちで一時的な調整局面となりそうだ」(中銀証券本店営業部次長の中島肇氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、近鉄百貨店<8244.T>が続落。今年3月にグランドオープンした「あべのハルカス近鉄本店」が振るわず、2015年2月期業績予想を下方修正したことが嫌気された。半面、内田洋行<8057.T>は一時ストップ高まで買われた。25日に発表した2014年7月期業績予想の上方修正を好感した。

東証1部の騰落数は、値上がり751銘柄に対し、値下がりが854銘柄、変わらずが208銘柄だった。

日経平均<.N225>

前場終値 15550.88 -62.37

寄り付き 15609.64

安値/高値 15523.5─15613.34

東証出来高(万株) 92921

東証売買代金(億円) 7666.22

(河口浩一)

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