午前の日経平均は1万6000円に迫る動き、円安基調で輸出株堅調 

前場終値は61円高の1万5970円

9月12日、前場の東京株式市場で日経平均は5日続伸。8カ月ぶりの水準となる1万6000円に迫る動きを見せた。都内で4日撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 12日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は5日続伸。8カ月ぶりの水準となる1万6000円に迫る動きを見せた。前日の米国株市場はまちまちとなったが、ドル/円[JPY=EBS]が107円31銭近辺と、6年ぶりの水準まで円安が進行。週末で利益確定売りが広がりやすい地合いにもかかわらず、主力輸出株が買われる展開となった。またTOPIXは昨日に続き、年初来高値を更新した。

株式市場筋によると、朝方決まった9月限日経平均先物・オプションの最終決済に関わる日経平均のSQ(特別清算指数)値は1万5915円98銭。前場の日経平均は、おおむねこれを上回り底堅く推移した。

円安基調の継続が好感されたことを背景に、トヨタ自動車<7203.T>ホンダ<7267.T>など主力輸出株は軒並み上昇。セクター別では輸送用機器<.ITEQP.T>が上昇率でトップとなった。一方、石油石炭<.IPETE.T>、建設<.ICNST.T>は軟調な展開となった。

市場からは、翌週に予定される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、米国の利上げ前倒し観測が広がる中で「来週はさらに円安・ドル高が進むのではとの見方が広がり、連休前にもかかわらず売りが出にくい状況にある」(ばんせい証券・ストラテジストの廣重勝彦氏)との指摘が出ている。

個別銘柄ではオンキヨー<6628.T>パイオニア<6773.T>が続伸。パイオニアのAV機器子会社がオンキヨー本体と来年3月をめどに経営統合することで合意したと報じられ、材料視された。オンキヨーは本日、機関決定をしたうえで発表する予定としている。ソフトバンク<9984.T>も続伸し、日経平均を約26円押し上げる要因となった。

東証1部の騰落数は、値上がり875銘柄に対し、値下がりが773銘柄、変わらずが177銘柄だった。

日経平均<.N225>

前場終値 15970.5 +61.30

寄り付き 15885.04

安値/高値 15885.04─15979.24

東証出来高(万株) 173908

東証売買代金(億円) 20918.83

(長田善行)

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