日経平均は続落、配当権利取りなどが下支え

終値は38円安の1万6167円

9月24日、日経平均は小幅続落。連日の米国株安を嫌気し、主力株中心に売りが先行したが、底堅さは維持した。写真は東京証券取引所で4月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に続落。連日の米国株安を嫌気し、主力株中心に売りが先行したが、底堅さは維持した。外為市場で大幅な円高が進まなかったうえ、25日に9月末配当権利付き最終売買日を控え、権利取りを狙う買いなどが下支えしたという。前場に、安倍首相ができるだけ早くGPIFのポートフォリオ見直しを行うとの発言が伝わったことも買い戻しを誘発した。

米軍がシリア領内のイスラム過激派「イスラム国」の拠点に空爆を行ったことで、海外市場では地政学リスクが高まったが、日本経済に対する直接的な影響がないとして、日本株への影響は限定された。日経平均は朝方に一時111円安となったが、その後は下げ渋った。「円安進行を背景とする楽観的な業績上振れ期待が広がっており、押し目を拾いたい投資家は多い」(東洋証券ストラテジストの土田祐也氏)として下値の堅さが広がっているという。

個別銘柄では、ソフトバンク<9984.T>が続落。19日の直近高値8760円から1割近く下落した。週明けからの売り優勢の地合いが続いたが、下げ渋る局面もあった。LINE(東京都渋谷区)の年内上場見送りが伝わり、エムアップ<3661.T>エイチーム<3662.T>など関連銘柄が軟調だった。

半面、ダイエー<8263.T>が大幅高となり、東証1部値上がり率トップ。イオン<8267.T>がダイエーを完全子会社化し、早期再建を図る方針を固めたと伝わり、材料視された。

東証1部騰落数は、値上がり741銘柄に対し、値下がりが936銘柄、変わらずが154銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値    16167.45 -38.45

寄り付き    16105.56

安値/高値   16094.59─16203.94

TOPIX<.TOPX>

終値     1326.18 -4.70

寄り付き     1321.51

安値/高値    1321.51─1328.37

東証出来高(万株) 216405

東証売買代金(億円) 22230.5

(杉山容俊)

ReutersCopyright
copyright (C) 2017 Thomson Reuters 無断転載を禁じます

ページトップ