米株大幅反発、FOMC議事要旨受けダウ274ドル高

ボラティリティ・インデックス(VIX指数)は12%低下し15.1に

10月8日、米国株式市場は、9月の連邦公開市場委員会議事要旨で連邦準備理事会(FRB)が経済が耐えられるようになるまで利上げに踏み切らないことが確認されたことで、大幅高で終了した。3月撮影(2014年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 8日の米国株式市場は、午後に公表された9月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で連邦準備理事会(FRB)が経済が耐えられるようになるまで利上げに踏み切らないことが確認され、大幅高で終了した。

FRBは「相当な期間」利上げを実施しない意向を示しているが、9月16ー17日のFOMC議事録の中では、それが(ゼロ金利を維持する)コミットメントと受け止められ、(政策決定が)指標次第ではないと誤解される可能性があることに懸念を示した。

フォワードのジム・オドネル首席投資責任者(CIO)は「データ次第というのは、FRBが市場関係者の頭に叩き込もうとしている点であり、FRBが早期に利上げするには労働市場は依然として弱すぎる」と語った。

景気の成長ペースと関連が深いセクターがこの日の相場を主導した。S&P金融株指数<.SPSY>は1.8%上昇し、テクノロジー株指数<.SPLRCT>も2%上がった。個別銘柄ではJPモルガン・チェースが1.9%高、アップルが2.1%高だった。

ダウ工業株30種<.DJI>は274.83ドル(1.64%)高の1万6994.22ドル。

ナスダック総合指数<.IXIC>は83.39ポイント(1.90%)高の4468.59。

S&P総合500種<.SPX>は33.79ポイント(1.75%)高の1968.89。

S&P500種構成企業のうち下落はわずか21銘柄にとどまり、投資家の不安心理の度合いを示すとされるシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ・インデックス(VIX指数)は12.2%低下し、15.11となった。

この日はS&P総合500種とナスダック指数が1日の上昇としては2013年10月以来の大きさとなった。ダウ平均は昨年12月以来の上げとなった。

出来高は堅調で、BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約84億株。今月の平均である71億9000万株を上回った。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ2474で下げ608(比率は4.07対1)、ナスダックが上げ1917で下げ772(2.48対1)だった。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>

終値         16994.22(+274.83)

前営業日終値    16719.39(‐272.52)

ナスダック総合<.IXIC>

終値         4468.59(+83.39)

前営業日終値    4385.20(‐69.60)

S&P総合500種<.SPX>

終値         1968.89(+33.79)

前営業日終値    1935.10(‐29.72)

*内容を追加します。

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