日経平均は米株の大幅高から3日ぶり反発、円安一服で伸び悩み

前場終値は70円高の1万5666円

10月9日、前場の東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発。前日の米国株が大幅高となったことが好感され朝方から買い優勢となり、一時130円を超える上昇となった。写真は、東証、4月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 9日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発。前日の米国株が大幅高となったことが好感され朝方から買い優勢となり、一時130円を超える上昇となった。

ただドル/円が108円前半で弱含むと上げ幅を縮小。主力株の一角が利益確定売りに押される展開となり、指数は伸び悩んだ。TOPIXは小幅に3日続落となった。

8日の米国株市場では、米連邦準備理事会(FRB)が公表した9月16─17日開 催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて、早期の利上げ観測が後退。主要3指数は大幅反発となった。外部環境を好感し、東京市場は朝方から主力株に買い戻しの動きがみられた。

日経平均は一時1万5700円を回復したものの、その後はドル/円の変動にあわせてもみあう展開。市場からは「やや円安が進行したことで一時的に上げてきたものの、上値は重い印象だ。日中は為替にらみの動きが続くだろう」(エース経済研究所社長・子幡健二氏)との声が出た。

寄り付き前に内閣府が発表した8月機械受注統計は、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた国内民需の受注額(季節調整値)が前月比4.7%増となり、事前予想の0.9%増を大きく上回った。ただ「もともとブレの大きい指標」(国内証券)と見られていたこともあり、市場への反応は限定的なものにとどまった。

個別銘柄ではエービーシー・マート<2670.T>が反発。8日、2015年2月期連結業績予想の上方修正を発表したことで材料視された。半面、小野薬品工業<4528.T>は軟調。14年4─9月期業績予想の下方修正を発表したことで嫌気された。きょう東証1部に新規上場したすかいらーく<3197.T>の初値は公開価格と同じ1200円となり、前場は1159円で引けた。

東証1部の騰落数は、値上がり514銘柄に対し、値下がりが1146銘柄、変わらずが166銘柄だった。

日経平均<.N225>

前場終値 15666.13 +70.15

寄り付き 15681.53

安値/高値 15618.9─15732.32

東証出来高(万株) 101690

東証売買代金(億円) 9407.77

(長田善行)

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