午前の日経平均は小幅に6日続落、世界景気の減速懸念で

前場終値は19円安の1万4917円

10月15日前場の東京株式市場で日経平均は小幅に6日続落した。東証のロゴマーク。4月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 15日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は小幅に6日続落した。前日までの5日連続安で1000円近く下げていることから、朝方は自律反発狙いの買いが入り、節目の1万5000円を回復。一時107円高となったが、買い一巡後は伸び悩んだ。

世界的な先行き景気に対する懸念が引き続き重しとなっており、押し目を拾う動きは限定された。主力コア銘柄の一角がさえず、前引けにかけて指数は下げに転じた。

世界景気減速を警戒する声が多く、一部のテクニカル指標で売られ過ぎのシグナルが出ていても、日本株の反発力は鈍かった。キヤノン<7731.T>コマツ<6301.T>ファナック<6954.T>などが軟調だったほか、三菱UFJ<8306.T>などメガバンクも弱含んだ。企業想定レートよりも円安水準にある為替を背景に業績上振れへの期待感は根強いが、「欧州を中心とする景気悪化がグローバル企業の業績に悪影響を及ぼしかねず、押し目買いを躊躇させている」(東洋証券ストラテジストの檜和田浩昭氏)という。

個別銘柄では、持田製薬<4534.T> が大幅安。14日、2015年3月期の連結業績予想を下方修正したと発表したことが嫌気された。同じく今期業績予想を下方修正した東洋製缶グループホールディングス<5901.T>も続落し、年初来安値を更新した。

半面、関西電力<9503.T>が反発。共同通信が14日、高浜原発3、4号機(福井県)について、原子力規制委員会が合格証となる審査書の作成など、最終局面に入る見通しとなったと報じたことが好感された。

東証1部の騰落数は、値上がり1069銘柄に対し、値下がりが635銘柄、変わらずが124銘柄だった。

日経平均<.N225>

前場終値 14917.26 -19.25

寄り付き 15009.75

安値/高値 14916.65─15044.33

東証出来高(万株) 112864

東証売買代金(億円) 9723.73

(杉山容俊)

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