日経平均は続伸、米株高好感も利益確定売りで上値重い

前場終値は57円高の1万5348円

10月27日、前場の東京株式市場で日経平均は続伸した。前週末の米国株市場が上昇したことを好感し、主力株中心に買いが先行。需給懸念の後退も安心材料となり、上げ幅は一時100円を超えた。4月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 27日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸した。前週末の米国株市場が上昇したことを好感し、主力株中心に買いが先行。需給懸念の後退も安心材料となり、上げ幅は一時100円を超えた。

しかし、買い一巡後は円相場が1ドル107円台へとやや強含んだことや、エボラ出血熱の感染拡大に対する警戒感などもくすぶり、伸び悩む展開となった。

米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀の金融政策決定会合など、重要イベントを控えて投資家は様子見姿勢だ。前場の東証1部売買代金は7128億円と低調だった。前週末に好決算を発表したファナック<6954.T>が材料出尽くしから大幅安となったことも、相場の重しになった。市場では「9月高値から10月安値の半値戻し(1万5451円)に接近し、利益確定売りが出やすい。上値を試すにはパワー不足だろう。一方、政府・日銀は消費者マインドの冷え込みを意識し始めている。政策にらみで下値も売りにくい」(中銀証券本店営業部次長の中島肇氏)との声が出ていた。

個別銘柄では、船井電機<6839.T>が反発。 パナソニック<6752.T>が子会社の三洋電機が北米で展開するテレビ事業を船井電機に譲渡することを明らかにし、材料視された。半面、シャープ<6753.T>が軟調。2014年4─9月期の連結営業利益が前年同期比で約1割減となる300億円弱となったようだと一部で報じられ嫌気された。

東証1部の騰落数は、値上がり1260銘柄に対し、値下がりが460銘柄、変わらずが113銘柄だった。

日経平均<.N225>

前場終値 15348.93 +57.29

寄り付き 15404.28

安値/高値 15333.71─15414.89

東証出来高(万株) 80020

東証売買代金(億円) 7128.47

(河口浩一)

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