前場の日経平均は4日続伸、米株高・円安で3日連続年初来高値

前場終値は182円高の1万7845円

ロイター
12月3日前場の日経平均は4日続伸。前日の米国株高や円安基調が支援材料となり、朝方から自動車など主力輸出株が買い優勢となった。写真は東証、4月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 3日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は4日続伸。前日の米国株高や円安基調が支援材料となり、朝方から自動車など主力輸出株が買い優勢となった。

4日に予定される欧州中央銀行(ECB)定例理事会など重要イベントを控えながらも、値上がり幅は前日比で一時200円を超え、取引時間中の年初来高値を3日連続で更新した。

前日の米国株市場は主要3指数がそろって反発したほか、外為市場ではドル/円が119円前半で推移するなど円安基調を継続。外部要因を手掛かりに朝方の東京市場はトヨタ自動車<7203.T>パナソニック<6752.T>といった輸出株が買い先行で始まった。ファナック<6954.T>ファーストリテイリング<9983.T>など値がさ株も上昇し、指数を押し上げた。

4日にはECB理事会、5日には11月米雇用統計などが予定されており、利益確定売りやポジション調整の動きが出やすい地合いにあったにもかかわらず、日中は円安に連動した先物買いなどが加わり1万7800円を回復。東洋証券の大塚竜太ストラテジストは「週内には1万8000円に届きそうな展開だ。足元で円安と原油安が意識されているほか、売り材料も乏しい」との見方を示す。

個別銘柄では三井ハイテック<6966.T>が年初来高値を更新。2日、2015年1月期の連結業績予想と配当予想の上方修正を発表し、材料視された。半面、ユナイテッドアローズ<7606.T>が続落。11月の既存店売上高(小売とネット通販)が、前年同月比2.5%減になったと発表し嫌気された。

また、米バイオベンチャーのアバニア ファーマシューティカルズ(カリフォルニア州)を約35億3900万ドル(約4200億円)で買収することで合意したと発表した大塚ホールディングス<4578.T>は、巨額な買収金額に対する懸念から売られ、反落となった。

東証1部の騰落数は、値上がり1044銘柄に対し、値下がりが618銘柄、変わらずが182銘柄だった。

日経平均<.N225>

前場終値 17845.91 +182.69

寄り付き 17772.15

安値/高値 17744.01─17881.76

東証出来高(万株) 130984

東証売買代金(億円) 13576.73

(長田善行)

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