日経平均は5日続伸、円安・選挙期待で連日の年初来高値

終値は166円高の1万7887円

ロイター
12月4日、日経平均は5日続伸。一時192円高となり、連日の年初来高値更新となった。東証のロゴマーク。4月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日続伸。一時192円高となり、連日の年初来高値更新となった。足元の円安基調を受け、自動車など主力輸出株が堅調に推移。国内メディアが衆院選情勢について与党優勢と伝えたことも総じて好感された。

欧州中央銀行(ECB)理事会など重要イベントを控えるなか、節目の1万8000円を前に利益確定売りに押されたものの、底堅い展開となった。

共同通信の世論調査によると、衆院選で自民党は小選挙区、比例代表で優位に立ち、公示前の295議席を上回る300議席超を獲得する勢いという。市場の一部では議席数を減らすとみられていただけに、ポジティブサプライズととらえられた。

今晩のECB理事会や翌日の11月米雇用統計の公表を前に、海外勢の動きには鈍さがみられたものの、円安基調が継続したことなどでトヨタ自動車<7203.T>日立製作所<6501.T>村田製作所<6981.T>などが年初来高値を更新。ファナック<6954.T>も買われ指数を底上げした。

テクニカル上では騰落レシオ(東証1部、25日平均)が141%台にやや上昇。買われ過ぎゾーンとなる120%を上回る水準で推移している。ただ、安藤証券・横山貢投資情報室長は「騰落レシオが140%を超えた場合、日経平均は長くて1カ月以上の上昇の勢いを引きずる場合も多い」と指摘する。日銀によるETF(上場投資信託)買いなどをもとにした良好な需給に対する意識も指数の下支えとなっているという。

個別銘柄ではタカラトミー<7867.T>が大幅高となり、年初来高値を更新。3日、米ファンドTPGとの資本・事業提携を解消するとともに、自社株買いを実施すると発表し、材料視された。半面、ハイデイ日高<7611.T>は軟調。11月の売上高速報で売上高、客数などの伸びが鈍化したことが嫌気された。SMBC日興証券が投資評価を「1」から「2」に引き下げた日本水産<1332.T>は続落した。

東証1部騰落数は、値上がり1184銘柄に対し、値下がりが541銘柄、変わらずが119銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      17887.21 +166.78

寄り付き    17881.91

安値/高値   17813.01─17912.59

TOPIX<.TOPX>

終値       1440.6 +10.85

寄り付き     1441.46

安値/高値    1437.04─1443.33

東証出来高(万株) 223888

東証売買代金(億円) 23985.17

(長田善行)

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