日経平均は6日続伸、重要指標発表前も強気継続

終値は33円高の1万7920円

ロイター
12月5日、東京株式市場で日経平均は6日続伸。連日の年初来高値更新となった。東証のロゴマーク。4月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 5日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は6日続伸。朝方は利益確定売りに押される場面もあったが、ドル/円が再度120円を付けたことなどが後押しする形で、後場にはプラス圏に浮上し、連日の年初来高値更新となった。

米雇用統計や7─9月期の実質国内総生産(GDP)改定値の発表を控えているが、市場では盤石の上昇トレンドを疑う声は少ない。

日経平均は前日比33円24銭高の1万7920円45銭できょうの取引を終えた。前日の米株安や短期的な過熱感で、午前中は一時127円安まで下落したが、5日移動平均線(1万7756円28銭=5日)が下値支持線として作用した。その後はドル/円と歩調を合わせて下げ幅を縮小し、プラス圏を維持した。

米雇用統計や7─9月期の実質GDP改定値の発表を控え、市場の一部では売買を手控える向きもあったが、概ねは強気の姿勢だ。アムンディ・ジャパンの高野雅永シニアストラテジストは、「たとえ少々悪いニュースが出ても積極的な売り材料にはなりにくい雰囲気だ。長期的な上昇トレンドは変わらず、『あばたもえくぼ』の強気相場が継続している」と指摘した。

別の市場関係者は「日銀追加緩和や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)改革以降、需給環境が好転しており、簡単に上昇基調は崩れない」(国内証券)と述べた。

個別銘柄では綜合臨床ホールディングス<2399.T>がストップ高。4日発表した201 4年8─10月期の連結業績で、純利益が前期比の2.4倍に当たる1億8400万円と なったことで材料視された。半面、アース製薬<4985.T>が2014年12月期の連結業績予想を下方修正して反落。民事再生手続きを申し立てた白元の事業を9月に譲り受けたことで損失を計上した。

東証1部騰落数は、値上がり976銘柄に対し、値下がりが716銘柄、変わらずが156銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      17920.45 +33.24

寄り付き    17821.85

安値/高値   17759.36─17922.29

TOPIX<.TOPX>

終値       1445.67 +5.07

寄り付き     1438.9

安値/高値    1433.88─1445.77

東証出来高(万株) 207006

東証売買代金(億円) 23027.63

(梅川崇)

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