短期勝負のフィンテックG、全般の地合いも考慮し利益確定

日経平均は大幅下落があってもおかしくない局面に

横山利香

 14日に総選挙を控えて、日経平均株価は8日の取引時間中、ここしばらくずっと目標にしていた1万8000円へ到達。1万8030円まで買い進まれました。さすがにその後は、フシ目の達成感や、為替がやや円高方向へ動いたことなどから、下落に転じてしまいました。

 今週12日がメジャーSQ(特別清算指数)算出ということを考えると、値幅が大きくなる可能性が高いかもしれません。一方では、ここで下落に転じても想定内という感じもします。なかなか難しい局面と言えそうです。

 とりあえず当初の考えどおり、1万8000円クリアを受けて、短期で取引している銘柄については少しずつポジションを縮小。できれば、年末年始をまたがないよう機動的に取引をしていこうと考えています。

 短期で取引している銘柄の一つとして前回ご紹介したフィンテック グローバル(8789)の株価は、5日に295円まで急騰しました。懐かしい思いで買ったのですが、ものすごい急騰ぶりです。

 相場全般の上昇トレンドが続けば、株価ももう少し上昇したかもしれませんが、全体の地合いに押されて9日には5日移動平均線を割り込んで取引が始まりました。迷ったのですが、今週は全体的に冴えない展開が続く可能性もあると考えてとりあえず、すべて利益確定をしました。

 中長期でみると、株式市場は上昇トレンドにありといえます。しかし、目先は高値警戒感が出てもおかしくはない水準です。1万8000円までの上昇過程で、調整らしい調整もありませんでした。それを考えるといつ、大幅な下落があってもおかしくはありません。目先のトレンドが確定するまで慎重に取引したいと考えています。

(毎週木曜日に掲載)

横山利香
ファイナンシャルプランナー。出版社を経て独立。現在はテクニカルアナリストとしても活躍。投資・マネー雑誌を中心に執筆・講演活動も行っている。

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