米株は反発、好調な指標受け年末商戦に楽観的な見方

ダウは63ドル(0.36%)高の1万7596ドル

ロイター
12月11日、米国株式市場は反発して終了した。経済指標から米経済が力強さを増していることが確認されたことで年末商戦への楽観的な見方が広がり、買いが入った。2009年7月撮影(2014年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 11日の米国株式市場は反発して終了した。経済指標から米経済が力強さを増していることが確認されたことで年末商戦への楽観的な見方が広がり、買いが入った。

ただ原油価格の下落などを受け、主要指数はこの日の高値からは下げて取引を終えた。   

11月の小売売上高が市場予想を上回ったほか、週間の米新規失業保険申請件数は3000件減の29万4000件となった。また、原油価格の下落により11月の輸入物価は2年半ぶりの大幅な下落となった。

小売り株がS&P500種の値上がり上位の一角を占め、S&P小売り株指数は1%上昇した。

ロックウェル・グローバル・キャピタル(ニューヨーク)の首席市場エコノミスト、ピーター・カルディロ氏は「全般的に消費がこの先回復していくことが示唆された」と語り、年末にかけての相場上昇でS&P500は2100程度に達する可能性があるとの見方を示した。

ダウ工業株30種は63.19ドル(0.36%)高の1万7596.34ドル。

ナスダック総合指数は24.13ポイント(0.52%)高の4708.16。

S&P総合500種は9.19ポイント(0.45%)高の2035.33

この日の経済指標は、「相当な期間」政策金利をゼロ近辺に維持するとしている米連邦準備理事会(FRB)が、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で文言を修正するかどうかの予想に影響する可能性がある。

個別銘柄ではアパレル小売りアーバン・アウトフィッターズが7.6%上昇したほか、カナダのヨガウェアブランド、ルルレモン・アスレティカも四半期決算の発表を受けて9.1%値上がりした。

事務用品販売最大手のステープルズは8.7%上昇。米事務用品・機器販売大手のオフィス・デポも12.1%買われた。ヘッジファンドのスターボード・バリューが両社の株式保有を公表した。

BATSグローバル・マーケッツのデータによると、米取引所の合計出来高は約72億株で、過去5日間の平均である69億株を上回った。

騰落銘柄数はニューヨーク証券取引所が上げ1787で下げ1295(比率は1.38対1)、ナスダックが上げ1668で下げ1089(1.53対1)だった。

(カッコ内は前営業日比)

ダウ工業株30種(ドル)

終値         17596.34(+63.19)

前営業日終値    17533.15(‐268.05)

ナスダック総合

終値         4708.16(+24.13)

前営業日終値    4684.03(‐82.44)

S&P総合500種

終値         2035.33(+9.19)

前営業日終値    2026.14(‐33.68)

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