ビーロットは上場3営業日目でようやく初値形成、その後はストップ高に

会社四季報編集部

 12月11日に東証マザーズに上場し、買い気配のまま取引が成立しなかったビーロットは、3営業日目にして初値がついた。15日の取引開始直後9時に取引が成立。初値は1万0500円だった。

 11日は新規上場が4銘柄、12日も1銘柄と新規上場が続き、投資資金が分散する懸念もあった。だが、堅調な不動産市況やアベノミクス、さらには東京五輪を追い風に成長余地が高いとの見方がされ、公開価格(2010円)の5.2倍と高騰した。

 なお初値形成後も買い注文が集中し、9時4分には制限値幅上限の1万3500円まで上昇、ストップ高となっている。

 同社は不動産再生販売が主とする不動産投資会社。東京圏を中心に札幌や福岡でオフィスビル、商業施設、マンションなど一棟案件に投資を行い、価値を向上させ売却を図るビジネスだ。主要顧客は富裕層やその資産管理企業など。

 また投資と並行しコンサル業務や資産管理なども手掛けている。投資期間は平均約半年で、1億~3億円の案件に強みを持つ。

 宮内誠社長が旧三和銀行やサンフロンティア不動産を経て、リーマンショック直後の2008年10月に創業。公募による調達資金は不動産投資に充当する。

 今15年12月期は仕込み、販売ともに順調。今後は14年前半に初めて手掛けた自社開発物件や賃貸物件の保有、国内外のファンドからの管理受託を拡大させる。また東京五輪をにらんで都市部でのコンパクトホテル(簡易宿泊所)への再生案件にも意欲を見せている。比較銘柄はファンドクリエーショングループ(3266)やケネディクス(4321)などが挙げられる。

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ビーロット (3452)

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