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2014年末発表の指標から15年の日本経済を占う

景気を縦と横の動きで読み解く

岡田 晃
2015年の東京株式は14年と同様、値下がりのスタートとなったが……(撮影:尾形文繁)

 明けましておめでとうございます。2015年もさまざまなマクロデータから景気の先行きを読み取っていきたいと思います。

 14年末に発表された経済指標から15年の景気を占ってみましょう。年の瀬も押し迫った12月26日はいつも以上に指標の発表が集中しました。その結果は総じて冴えないものでした。

 まず11月の鉱工業生産指数は前月比0.6%の低下となりました。市場の予想は0.8%上昇だったので、かなり意外でした。鉱工業生産指数は14年4月以降、低迷が続いていましたが、9、10月と2カ月連続で前月比プラスとなって持ち直しの兆しが見えていただけに、少しがっかりさせる結果でした。

 消費者物価指数も前年同月比2.7%上昇(消費増税分を除くと0.7%上昇)にとどまり、上昇率が一段と鈍化。もっとも、これは予想どおりでした。

 一般家庭の消費支出の動向を示す実質消費支出は前年同月比2.5%減少で、14年4月以降8カ月連続のマイナス。現金給与総額も前年同月比1.5%減と9カ月ぶりのマイナスになるなど、景気低迷の基調が続いていることを示しました。

 こうしてみると、15年も停滞が続くかに思われそうですが、実はよくみると明るい兆しも垣間見えます。11月の鉱工業生産が悪かったのは、前月の10月に大型機械が一時的に伸びた反動が出たもので、先行きを示す生産予測調査では12月が前月比3.2%上昇、15年1月が5.7%上昇となっています。

 実質消費支出もマイナスではあるものの、マイナス幅が徐々に縮小傾向を見せており、11月は消費増税後で最もマイナス幅が小さくなりました。売り手側からみた小売業販売額は前年同月比ではわずかながらプラスとなっています。

東洋経済から絶好調企業を先取り

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